2021/12/17 冥王星みたいに仲間外れ
テークエムさんの大阪ライブの話(12/10
半休をいただきライブへ。ライブまではそこそこに時間があるので古着を見たり、昼ごはんを食べたり、悠々美的に隙間時間を楽しんだ。
物販の為ライブ会場へ。場所は梅田シャングリラ。個人的に大好きな会場。シャンデリアが左右に2つあるのも好きだし、赤い幕が出演者を映させるのも良い。ライブ終わりは物販の人がぎゅうぎゅうになるので、先に物販を買えたら買う。会場でしか売ってないEPの物理ver2個とアルバム、とロンTを購入し12,000。fo〜。
購入していると、出演者なんですけど〜」といいつつ店員さんに話しかける声が後ろから。見ると梅田サイファーの方だった。ギョ、っとした顔を見られて会釈された。出演者には梅田サイファーの人らはいない、となるとお楽しみ枠なのだろう。ライブが楽しみや‥‥。
仕事場から歩いて来たので足の限界を感じ(ライブ前に何してるんだか)カフェへ。いちごパフェを食べつつ伸びをした。ヨドバシカメラをちらりと見つつ、割とすぐに会場時間に。
10分前に着くとそこそこに列が。ラップの現場は初めてだったので客層を確認する。もんもんのおっさんばっかかなーと思ったが、若い、のに加えて女が多い。こんな言い方どうかと思うが、割とふつーの人たちで、え?ラップなんて聞くの??と思った。僕の私生活でラップ聞く人なんて周りにいなかったのに、市民権を得たと言うことにしとこう。良いことだ。(ライブ自体が若者文化な気もする)
前から3列目に行けそうだったが1段高く背もたれがある所にした。ステージがそんなに広くないので、広く見たかったので。最後の方ステージがパンパンになってたのでここで良かった。
会場と開演の時間が30分しかないので、何かする間もなく始まった。最初のゲストは[黒衣]。2mcでキャラの違う2人が気持ちよく溶けていく感じがした。というか、初ラッパーだったが普通に聞こえるし楽しいのが意外だ。もう少し煩くてノイジーだと覚悟してたんだか、いやー楽しい。音が心地いい。
なんの曲かわからなかったが、サラリーマンという歌詞の時pekoさんが僕を指差していた。仕事半休なのでもちろんスーツ。ファンサやんけ!と思いつつドキッとした。顔がいいんだよなpekoさん。多分一生覚えてます。ありがとう。
約40分のライブはあっというまだった。休憩がややあって次は[KZ]。1人でステージを跳ねつつ熱いライブが始まった。ラッパーの話になるが、ラッパーと歌手の違いは生業を歌うことだと思う。自分はどう育って、とか、このころの不安な気持ちを歌詞に、とか。その生業が色濃くのっているのがKZさん。
この曲はいついつに、この曲はこうこうで。など、その曲の背景の取扱説明書をしてから曲に入る。辛くも楽しい人生である、と言っているようだった。ラッパーは人間性を好きになってしまう。
濃ゆい40分のライブが終わり、また休憩。その後、[テークエム]。半分ギリースーツみたいなセットアップに赤い丸グラサン、前髪はデコで横1列に切られ、もみあげは刈り上げ、髭は長い、いつものテークエムさんだ。
オートチューンと奇声とを混ぜたような、カオス!な空間が出来上がり気分が一層乗る。そう、このカオス!を体感したかったんだ。平成前期のサイバー感というか、ゲームのエラーのようだと僕は思っている。それでいてオスとしての力強さもあって、タイプな雰囲気。好き。
ゲストが来ます、といい、梅田サイファーくるで!」と思った!んだが、出て来たのはR-指定だった。Rも梅田サイファーの一員ではあるんだが、僕が言うまでもなく大人気ラッパーなので来ないと思っていた。‥いやもしかしたら?というぐらいには思っていたが。2人で曲を歌っている。大阪城ホールで1mmぐらいでしか見えなかった男が10cmぐらいで見えている。不可思議な感覚だ。
Rとの後、梅田サイファーの人たちが。勿論最高にテンションが上がる。歌っている彼らは最高にいい顔をしていた。楽しそうな好きな人たちを見るのは最高に楽しいなぁ‥。アンコールにも全員出てきてステージがぐちゃぁとなっていたが、これを見たかったのかもなって感じるライブでした。
ライブの歴代1位を更新しましたねぇ‥。本当に最高で、私生活の今書いている僕は、人としてワンランク上がったような胸の高鳴りがある。今週も平日が楽しかった。
Song- Leave my planet feat.鋼田テフロン/テークエム
僕のテーマソングが更新ですね。