秘めた思いは、時を超える
初投稿であ~~る
話題になった小説・教養本をちょこちょこ読み、noteのおススメ記事を数珠つなぎ読みで半日潰す程度の読書家で
社内報の原稿依頼が殺到し、mixiで日記と社内ブロガーのゴーストライターをする くらいの文筆家 の小生が、
敬愛する岸田奈美氏のキナリ杯の告知を見て、いっちょ『少ないお小遣いの足しにして やるぜっ』と noteを登録しました
参考までに#キナリ杯で応募作品見てみると、フォロアー数万のツイッタラーや名だたるnoterの作品 どっぷり読み入ってしまいました
おんもしろいわぁ・・そして愕然としました・・
レベチ だなと・・・
岸田氏の様なパルプンテ級のハプニングも 特にないので備忘録的に記しておきたいことを書こうかなと、
もうアラフィフなので物忘れも激しく、過去の思い出も 毛根の死んだおっさんの頭髪くらい抜け落ちていく中
いまだ鮮明に覚えている 、淡く切ない、
そして甘くない思い出
それは約35年前の出来事 、真剣10代思春期ど真ん中の中一夏
当時小生は社宅住まい305号室、隣の306号室には同い年の "大ちゃん" が住んで居ました
ヤンチャでお節介なガキ大将タイプの "大ちゃん" は、 内弁慶な小生をよく面倒見てくれ、同じサッカー部なので学校に一緒に通っていました
夏休みの部活終わりの昼下がり、当時好きだった
"とんちゃん" が私の家に訪ねて来ました !?っ
なに?! なんと言う僥倖!?これはもしかして 恋愛ドラマやら青春マンガでよくお見かけする例のアレっすか?! マジっすか?!
言われるがまま社宅の三階と二階の間の踊り場に "とんちゃん" と2人きり❤️ 否が応でも盛り上がってくる小生の気持ち!!
反比例するかの様な明らかにそれとは違う冷静な雰囲気の "とんちゃん"
とんちゃん『アコちゃんいるでしょ』
小生『?!』
アコちゃんとは?解説しよう! 小学校時代からとんちゃんとツルでいた友達、俗に言う親友である
とん『アコちゃんが小生の事すきなんだって』
小生『うんうん』
冷静を装う感じで相槌を打つも、
自分の事を好きだと言う女の子がいる嬉しさ!!
その事を好きな女の子から伝えられる悲しみ?!
13年生きてきて遭遇した事のないシチュエーション!!
1/3どころじゃない複雑過ぎる純情な感情!!!!!
一瞬にしてキャパオーバーな小生に、無垢にして残酷な攻撃を畳み掛ける"とんちゃん"
とん『小生はアコちゃんの事どう思うの?』
ザクっ!!
小生『どうって、、、』
とん『小生は好きな子いるの?』
ザクザクっ!!!バスっ!スバっ!
真っ直ぐな瞳で、悪気もなく小生の心を滅多刺すとんちゃん(>_<) (まぁ全然とんちゃんは悪くないしね)
小生『い、いやそりゃいるけど・・』
君だよぉぉぉぉぉ!!!!!
君のことが好きなんだよぉぉぉぉぉ!!!!!
親友が好きだと言っている女の子に告白なんて中学生に出来るだろうか?
そもそも大人であろうが無理だよね
告白できても親友を差し置いて付き合うなんて 120%ないよね
諦めたらそこで試合終了だけど 試合会場に入れてないよね
気持ちの急浮上急降下の気圧差が凄すぎて その後のことはあまり覚えてなかった
しかし悲劇はそこで終わりではなかった・・・
その後 "大ちゃん" が家から出て来て
大ちゃん『さっきアコちゃんが来てさ、 とんちゃんが俺の事好きだって言われたよ』
?!?!!
相関図 大ちゃん←とんちゃん←小生←アコちやん
好きな女の子の好きな男が隣の友達
好きな女の子の好きな男が隣の友達
川本真琴さんの歌詞に出てきそうな 呪文が頭を駆け巡る
何一つ消化できないまま長い1日が終わり その後の事は記憶の倉庫から 引っ張り出せない・・
まぁ30余年も前の事だから当たり前なんだけど、むしろその一日だけ覚えているのが 余程のインパクトだったんだろうな
約1年私の思いは誰にも伝えず 、(大ちゃんに言ったら世話焼いて誰も得しない結末を迎えそうだったから)解決も進展もしない後、小生は親の仕事で転校・・3人とも音信不通となりました
が、しかし!? 30年の時を経て、新たな展開が幕を開けるのです!!
SNS最高!
同窓会万歳!!
という訳で続きます・・続けます?
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