初夏の楽しみといえばルバーブ
ルバーブと聞いて、「今年もジャムを作りおきしておかないと。」とか、「ジャムもいいけど、タルトやパイに、クランブルも。」っていうかたと、「なにそれ?」っていうかた、二通りに分かれます。
お店の棚の前でルバーブを並べていると、出会うのは、たいてい後者。
お店のスタッフのかたでも、「これって蕗(ふき)とは違うの?」「どうやって食べるか教えて。」という言葉をいただくことが多いくらい。
といっている僕も、農業の勉強を始めたころ、手当たり次第に種を買ってきて、何十種類という作物を作っている中で、ルバーブを初めて知りました。
今日は、店頭でファットリア神楽のルバーブを手に取っていただいたかたに、ぜひルバーブの魅力を知っていただきたく、この記事をお届けします。
ルバーブの魅力
僕が思うルバーブの魅力の一つは、その意外性です。
畑での姿は巨大なわさわさ、お店での見た目は蕗(ふき)、それが調理後には、ジャムやお菓子に。
出荷しながら、お店でお客さんとよくお話するのですが、ルバーブの話をしたときのお客さんの驚きの反応を見るのはいつも楽しいです。
そして、何よりもう一つの大きな魅力は、健康にいい点。
お店で説明するときは、〇〇に効果があります。とか、健康にいいです。とかいう表現はNGなのですが、いつも購入いただくお客さんのお話でも、インターネットで検索しても、健康野菜としてのイメージが強いです。
漢方薬の大黄(だいおう)にちなんで、食用大黄と呼ばれるくらいなので、野菜でありつつ、薬草の側面を持っているという不思議なお野菜です。
冬の寒さにじっと耐えたあと、気温が上がるにつれて、虫や病気をものともせず、どんどん茎を伸ばすそのスピード。
雨が豊富に降った翌日には、葉を思いっきり天に向かって広げる雄姿を見ると、生命力の強さを思い知らされます。
ルバーブの食べ方
ルバーブの調理法については、noteの他のクリエイターさんが豊富に情報を上げてくださっているので、そちらを紹介させてもらいますね。
今シーズンのルバーブについて
今年は桜が開花したあと、雨が少なかったため、ルバーブの成長が遅れてしまい、今シーズン最初の出荷が5月の最後になってしまいました。
でも、5月中旬以降にまとめて降った雨のおかげで、水分たっぷりのみずみずしいルバーブを無事お届けすることができました。
今は、初回の収穫を終え、しばらく株を休ませているので、雨をしっかりいただいた株が、新しい茎を元気に伸ばしてくれたところで、再度、お届けする予定です。次の出荷は、6月中旬ごろを予定しています。
現在の店頭在庫状況
ファットリア神楽のルバーブを最もたくさん扱っていただいている、わくわく広場みつわ台店は、出荷から2日で完売。
次回出荷は6月中旬を予定していますが、予約分でほとんどが売り切れてしまいそうです。
6月中旬以降は、温度が上がって、収穫が終わってしまうかもしれないので、今年はルバーブジャムを作るぞ!というかたは、お店に予約の連絡をお願いします。
新鮮市場マルエイ西葛西店もほぼ完売に近い状態です。こちらも6月中旬頃に再出荷を予定しています。
また、少量でお試ししたいというかたは、おなかすいたファーム ユニモちはら台店にお越しください。
おなかすいたファーム ユニモちはら台店さんは、今シーズンからお取引をさせていただいたお店で、ルバーブも販売していただいております。
ルバーブの販売予定
ファットリア神楽のルバーブは、夏が近づいたこの時期、5月中旬から6月中旬まで、1年のうち、1か月程度の期間限定での出荷となります。
ファットリア神楽のルバーブをみなさまにお届けできるのを楽しみにしております。