「娓瀰糺」

是女神記。　　　　　　　　こみょうじんき。　　　　　　　　　　　

我司火女神。　　　　　　　がひみょうじん。　　　　　　　　　　　　

我見守万火。　　　　　　　がけんしゅまんび。

例、窯、火山、宿心、火。　れい、よう、かざん、しゅくしん、ひ。


我恋或人。　　　　　　　　がれんわくじん。

彼与我些細優。　　　　　　ひよがささいゆう。　　　　　　　　　　

而不能叶此恋。　　　　　　じふのうきょうこれん。

彼在美優恋人。　　　　　　ひざいゆうれんじん。

　
影現我前、伝。　　　　　　えいげんがぜん、でん。

給黄青椒羊肉。　　　　　　きゅうきちんじゃようにく。

即汝成楽。　　　　　　　　そくなんじらくなり。　

我疑。而欲逃辛想。　　　　がぎ。じよくとうしんそう。

我食黄青椒羊肉。　　　　　がしょくきちんじゃようにく。

其時走激痛。　　　　　　　きじそうげきとう。

襲眩暈吐気。　　　　　　　そうげんうんとけ。

溢赤液我身。　　　　　　　いつせきえきがしん。

聞囁声　　　　　　　　　　　　けんしょうせい。

禁食黄青椒羊肉。　　　　　　　きんしょくきちんじゃようにく。

犯禁忌、出赤液身体。　　　　　はんきんき、しゅつせきえきたい。　　　　　

是続汝子孫。　　　　　　　　　こぞくなんじしそん。

続出赤液我身。　　　　　　　　　ぞくしゅつせきえきがしん。

病我心。　　　　　　　　　　　　びょうがしん。

我悲続孫代此身体。　　　　　　　がひぞくそんだいきょたい。

我決。　　　　　　　　　　　　　がけつ。

我願為孫是無毒。　　　　　　　　ががんいそんこれむどく。

成為何。　　　　　　　　　　　　せいいか。
　　　　　　　
然我供養恋。　　　　　　　　　　ぜんがくようれん。

捧命天為彼子孫。　　　　　　　　ほうめいてんいひしそん。

後、　　　　　　　　　　　　　ご、

此為命。　　　　　　　　　　　きょいめい。

血眠臓、臓名子宮。　　　　　　ちみんぞう、ぞうめいしきゅう。

恋持万形。　　　　　　　　　　れんじまんけい。

想封心臓。　　　　　　　　　　そうふうしんぞう。