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2024年をふりかえる。〜9月から12月〜

こんばんは🌝杏子です🥕
いよいよ明日、2024年が幕を閉じます。
今年も無事に1年を終わることができそうです。当たり前とは思わず、今を生きていることに感謝して、明日に向かいたいと思います。

さて、今年の振り返りシリーズラストです。9月〜12月編をお届けします!

『ね、まとい、ひらり、のきおく。』

展示会場

下半期で印象に残っていることといえば、
『ね、まとい、ひらり、のきおく。』
昨年秋に上演した『ね、まとい、ひらり。』の記録と記憶の展示をパン食堂「まほろば」さんの2階で行いました。

『ね、まとい、ひらり。』から1年。
あの時に生まれた「ふるさとの詩」についてもう一度誰かとお話したいと思いました。展示のテーマでもある「きおくのきろく」を通して懐かしい出会いがあり、新たな出会いがあり、「ふるさとの詩」をまた紡ぐことができました。

階段
リサーチの記録
土の会場
上演写真と詩
NPO法人リベルテさんで行った「きおくのワークショップ」
左から安岐さん(美術)、井上さん(出演、写真)、石坂

『ね、まとい、ひらり。』
「ふるさとの土」から生まれた詩がこうして多くの方に触れたことで、
根のように伸び、暖かさが芽吹き、
暖かさはひらりととんでいき、どこまでも広がっていく。
これからも私はこの作品から生まれた暖かさを胸に前に進みます。


奈良の旅

11月には、修学旅行ぶりの奈良へ。
東大寺、興福寺、ならまちなど訪れ、名物の茶粥を堪能したり、奈良を堪能しました。

JYC関西2024第19回全国若者・ひきこもり協同実践交流会in関西


12月21日〜22日、JYC関西2024第19回全国若者・ひきこもり協同実践交流会in関西に参加しました。私は「表現分科会」の座談会とワークショップに参加しました。

1日目の座談会では、上田 假奈代さん(NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム))と藤原 沙羅さん(みずのき美術館・画材循環プロジェクト「巡り堂」)と、参加者のみなさんとお話させていただきました。

多様な表現とは?、支援とは?、安心安全な場とは?、などそれぞれの経験から感じてることをみなさんと共有しました。

私としては「聴くこと」の大切さを改めて考えさせられました。つい先取りして考えてしまったり、決めつけてしまうことが多い中で、相手の言葉(表現)を素直に受け入れることを大切にしていきたいと思いました。

2日目は「巡り堂」 の体験ワークショップに参加しました。使われなくなってしまった画材を綺麗にして次の人に渡していく。画材をもくもくと綺麗にするもよし、お話しながら綺麗にするもよし。心がスッキリして、暖かい場が生まれていました。隣では綺麗にした画材を使って絵などの表現ワークショップも行い、表現を通してそれぞれの言葉をシェアしました。

私自身が旅人としてどうはたけを耕し方を考え、学んだ2日間でした。

他にも、大阪西成区にあるココルームと亀岡にあるみずのき美術館 を訪れました。

もっともっと出会いたい。出会いを通して、はたけを耕していきたいです。
その気持ちが強くなりました。

映画の学校2024「声の映画をつくってみよう!」

映画の学校2024「声の映画をつくってみよう!」にファシリテーターで参加しました。

【内容】
うえだ子どもシネマクラブでは”学校に行きづらい日は映画館へ”をコンセプトに、興行上映の中からセレクトされた、たくさんの映画を上映してきましたが、今年は映画制作にまつわるワークショップの機会もたくさん作ってきました。

映画監督の深田隆之さんをお迎えし、「映像」と「声」と「音」の重なりの魅力をどこまで引き出せるか。シンプルな「声」と「映像」のワークショップは、創造/想像することの自由とワクワクを体験することができます!映画ってこんなに自由なんだ!という原体験につながるワークショップ。
(Facebookの文章を引用させていただきました。)

「声」の力、「映画」の面白さを味わった120分でした!私も子どもたちと一緒にさまざまな声(風景の音、誰かに向ける声など)を録音して、いざ映像と組み合わせると世界が現れてました。2チームで同じ映像でチームそれぞれの声を合わせたのですが、声が違うだけで世界が変わる。なんとも不思議な体験でした。

私はウォーミングアップで、「相手が変わることで変わる声の大きさ」のワークショップをやりました。ワークショップに関して、もっと言語化していくのを来年の目標にします。

写真:南澤諒真さん

2024年の振り返り、おしまい!

2024年、ありがとうございました。
新たな出会い、嬉しい再会、出会に恵まれた1年間でした。
出会ってくれたみなさまに感謝です。

来年も、出会いに感謝し、心に寄り添う”はたけ”を届けていきます。

1日早いですが、よいお年を。

〈文・写真:石坂杏子>

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