マイナンバーカード申請はまだおすすめできない話。

、、、、、先日の事。俺はマイナンバーが準備できたというので取りに役場まで取りに行くことにした。実に申し込んでから2か月程度たってからの通知だった。

役場につくとマイナンバー受付窓口に通され、そこで受付の女性がもろもろの手続きをおこなってくれた。

色々と書類に名前・住所を書くこと4,5回。なかには斎藤の「藤」の字が登記上は難しい特殊文字、いわゆる外字になっていて、その「藤」の字を普段は簡単な方をつかってよい、みたいな書類にまでサインしたりした。

「はいこれで完了です。」

というので、やっとカードがもらえるかと思いきや、番号札を渡されてしばらく待っててくださいといわれ、待つことに。

待つこと10分ほど。

「17番の番号札の方、こちらへどうぞ~」

と、別の部屋に案内される。

そこにはPCモニター越しにおばさんが一人座っていて、こちら側にもタッチモニターが向けられていた。

どうやらここでマイナンバーカードのパスワードやらを自分でタッチモニターを使って登録していって、対応する女性が向こう側のPCモニターで確認しながらいろいろと操作をするよう。

「はい、じゃぁパスワード登録をしてもらいますので少々お待ちくださいねぇ」

とそのおばさんはPCで操作をしている。

とそこにもう一人の若いねぇちゃんが入ってきた。なにやらおばさんの肩越しから操作支持を出している。

若いねぇちゃん「そうそう、そこにカーソルを合わせて、そう、そして変換、そう、てEnter。」
おばさん「かちゃ、かちゃ、かちゃちゃ、、、、」


おいおい、大丈夫か。おばさん。めっちゃぎこちないんですけど。むしろその若いねぇちゃんが自分でやればいいやん。

ただでさえマイナンバーという超絶機微情報をそんな素人に扱わせないでくれよ。。。

若いねぇちゃん「そう、で、カードをカードリーダーに乗せて、、そう、で読み取り、、そう、でEnter。」

(このねぇちゃん、めがねがかわいいなぁ。区役所の人なのかなぁ。端末富士通製だけど、富士通からサポートできてるのかなぁ。富士通にこんなかわいいやついなか。)

なんて考えていたらおばさんが俺に

「はい、じゃぁそちらの画面からパスワード入力してください」

って言ってきたので、あわてて入力。入力するとまた若いねぇちゃんの指示のもとかちゃかちゃとおばさんがPCを操作。

そんな感じでこれも4,5回、画面からパスワードを入力。

そこで事件は起こった。

若いねぇちゃん「はい、じゃぁそこで印刷おして、そう。」

というと、女性の後ろにあるプリンターがウィーンとなにかプリントアウトしている。

若いねぇちゃんが後ろに振り向き、後方にあるプリンターの方にへ向いてプリントアウトされたものを取ると

こちらに振り替えり、おばさんのモニターを見る。

すると

若いねぇちゃん「ちょっ、えっ!?えっ!?なっ!?ちょっと待って!?えっ!?なにしたんですか?えっ!?」

なんだ!?何が起きた!?

若いねぇちゃん「なんでこんな画面になってるんですかっ!?」

おばさん「いや、これをこうしただけだけど。」

若い女性「えっ!?またカード読み取り押したんですか?ええっ!?」

おばはん「いや、どうだったかなぁ。これをこうして。。。」

若い女性「ちょっ、ちょっと待ってください。えーと、ここをこうして、こうしてっと。。。えーーー!どうしよう!!??ちょっと待ってくださいね。人呼んできます。大塚さーーーーん!大塚さーん!!」

おれが目の前にすわっているのも忘れてあわてふためく若い女性。まったく動じずふんぞり返るおばさん。

てか、なにが起きたのよ!俺のマイナンバー大丈夫なの!?なにしてくれたのよ!!

マイナンバーを区役所全員のメアドにbccで送っちゃったってぐらいてんぱってるけど、大丈夫なの?

俺のマイナンバーがゼアナンバーになっちゃってんじゃないの!?

と、そこに大塚さん(一番最初に受付してくれた女性。おばちゃん。)が駆けつけてきた。

若いねぇちゃんがモニターを指さしながら、大塚さんに

若いねぇちゃん「私がちょっと目を離した隙に、見てくださいっ!北村さんが最後にカード読み取りをやっちゃったらしくて、、」

私はなにも悪くないんです!悪いのは全部このおばさんなんです!と言わんばかりの言い方で状況の説明を始める若いねぇちゃん。


さっきまでかわいい娘だなぁ、なんて思ってたけど、むちゃくちゃブスに見えてきた。

てか、ご本人ずっとここに座ってますからね。まじでもうちょっと気を使って会話してくださいね。


大塚さん「じゃぁ、そこ押してみて。そう。で、戻る。そう。」

今度は大塚さんがおばはんに向かっていろいろ指示をだしている。

その横で不安そうにしている若いねぇちゃん。「チラッ」とこっちをみる。

いやいやいやいやいや!何?何今の「チラッ」。

なにその、「もしかしたらこの人にはもう個人情報なんて概念は消え失せて、一生オープンリーチ見ないな人生をおくっていくことになるかもなぁ。」みたいに憐れんだ目で「チラッ」ってみるのやめてもらえます?

大丈夫なのかよ。俺のマイナンバー。まだ「マイ」ナンバーであってくれ!頼む!

「かちゃかちゃ、かちゃちゃ、、、」


若いねぇちゃん「ああ、よかった!元の画面にもどった!」

大塚さん「こうゆうときはこのボタンからこうするといいみたいね。」

ふんぞり返るおばさん。


若いねぇちゃん「はい、お待たせしました。これでお手続きは完了ですよ。ニコッ」


いやいやいやいや、ニコッじゃねぇよ。お前さっきまで半分あきらめかけてただろ。俺の人生の半分をあきらめかけてただろ。

ということで、マイナンバー申請はもう少し設備と人が整ってからやるのがおすすめ、というお話でした。

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