2024年8月24日名古屋弁証法研究会読書会参加

24日土曜、名駅近くの某所で開催された読書会である。笠井潔「テロルの現象学」を読む。
参加者は大学で教えている研究者二人KさんとYさん、肩書は知らない。後ネットでもある程度知られてる自称室伏氏と芸術畑?のOさんと演劇畑?のUさん、この二人は私より年上である。そして「性別破壊党」の名義で活動するMtFでいいのかな?Aさん。ここまでの人は初対面ではない。
もう二人初対面の人がいた。60年安保世代の男性Mさんと大学卒業したばかりの社会学系専攻の男性Hさんである。私の両親も60年安保世代で母が元共産党で父が社青同であったというようなことを言った。母は集会でこのハンカチを持ってる人は同志だから反対するなと言われたのを怒って私が物心つく前に共産党離党してる。かっこよく言えば民主集中制に反対したということである。父は死ぬまでメンバーかどうかしらないけど関係は持っていたようですな。

まず最新ハード版でP33からP50まで
第三項とあるのは資本主義でないかとK氏
笠井の文学史観は典型的なマルクス主義史観で枠組みから外れた例えば森鴎外のような作家は無視している。高橋和巳の話をしたいということでそうしてるとY氏
O氏質問からY氏、明治初期の経済的上昇志向、立身出世から階級が固定された時勢で内面、煩悶の時代になったという。
K氏、生活と革命の二項対立とは言え転向で生活に戻ったわけじゃないね。
Y氏から森鴎外と国家主義の話。鴎外は晩年国民史的なものを作る意図で市井の人の伝記文学を書いていたそうな。
U氏指摘、生活に戻ればテロル発生しないの?私が米国福音派とかネトウヨ的なものは生活でのテロではない?と言ってK氏も賛同。

P50からP54
私、観念の発生とあるのは革命と言う観念の発生過程のこと?K氏が肯定。
Y氏、名付けたら観念になる。これは観念の外部みたいなことを笠井
がこの本で書いてるから
ポストモダンは二項対立を避けるなど二項対立に関する議論
古井由吉の作品の引用されてて統失と思われる女性が出てくるので私も統失だし統失談義が始まる。
Y氏、統失的な境目に可能性を感じると書いてる古井は現代的には古くなっているという指摘。

この辺で時間が来ました。

近くのサイゼリヤで懇親会、U氏は他の会に行く都合があり不参加。
最初O氏A氏K氏自称室伏氏&私でトランスジェンダーの話をする。9月19日に今池TOKUZOでO氏A氏U氏のトランスジェンダーに関するイベントがあり弁証法研究会ネットラジオでも情況誌のトランスジェンダー特集に関する回がありK氏が知識を得たいという話であった。
私の発言は「MtFと性加害男との分別が本質的に不可能である以上女性スペース侵入はすべきでない」これ以降も「」内私の発言です。

「結局深ソフェミニストと市井の一般女性の違いでは?と言われてるね」これはO氏がX上で攻撃されたけどね。深ソを教えたの私です。

「MtFは社会構造の構成要素としてはクラスターを形成せずただ個人としてあるだけ」これは全然人により状況が違うのですよね。パス度の問題もあるし場所によってMtFジェンダーほとんど関係ない環境もあるし。MtFはみんなこうなりますというようなことがあるかと言ったら疑問。それにそもそも女性の困難の多くは男性側の眼差しに起因しているのでどんなにパス度が高かろうがMtFと知られてしまえば絶対に男はMtFを女だとは認識しないよ。本音ではね。妊娠もしないし性的対象ともならないのだからね。

「MtFの困難の大半はメンヘラとしての困難でしかない。もちろん精神を病んだ理由にはMtFであるゆえのいじめが一因ではあるけど」これは活動家のキラキラ、パス度高めのMtFしか知らない人たちにはあまり実感がないことだと思うが私のような底辺MtF見てるならそうなんだよ。

私はパス度言ったらそんな低くはないよ。湘南美容外科行って脱毛しようとしたら肌の色濃すぎて出来なかったから髭剃り跡で男とわかるけどそれさえなければ結構イケてるんだよ。脱毛は男性向けに行こうかなと思うけど今お金がないの。
さて話を戻して私のパス度、他の投稿でも書いたけど学ラン着て坊主頭の中坊時代には電車で痴漢に遭いクラスメイトから「十年後は可愛いお嫁さん」と言われた。冗談交じりだと思うけどね。高校の時は男の娘姫として学園君臨。今でもマスクさえしてれば例えばシニア女性にさ、臨月ですか?と言われたほどだよ。一般的にMtFは太った方が男性っぽさを消せる。痩せてるとルックス的には有利かもだけど骨格でバレる。MtFが男性とバレるのは骨格と声これはどうにもならない。多少の対策はあるけど。特に骨格はあばら骨抜くしかないよ。

A氏とO氏ら女性陣?が帰った後はK氏Y氏がホモソーシャルな話をしてて自称室伏氏と私は困惑気味であった。


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