パパ6日目 赤ちゃん我が家に来たる!
パパ6日目。ついに赤ちゃんが我が家に来たる!
5日間の産後入院ケアを終えて、妻と赤ちゃんが我が家へ帰ってきた。妻と、赤ちゃんが、家に帰ってきたぞおおおお、と、もののけ姫の祟り神になる前の乙事主様みたいに叫びたい気持ちに駆られるくらい気持ちの昂った瞬間でした。この上ない感動。家って、すごい。家っていいもんだ。5日前、2人で玄関のドアを開けて出て行ったあの時。あれから5日間。3人で帰ってくる。3人で玄関のドアを開けて帰ってくる。テレビのドラマか何かみたいだ。いや、違う。これは人生のドラマ。人生のドラマがあって、後からテレビドラマや映画。そうだ、劇団四季でも同じだったではないか。赤ちゃんの誕生に2度泣いたあの日。今、人生のドラマが絶賛上演中である。主人公は、妻と私、そして赤ちゃん。筋書きは、自分たちで、書いていく。一体何を言っているんだ私は。
午前中は掃除洗濯の仕上げ、赤ちゃんベッドと添い寝大人布団の整備、買い物、と少し作り置き料理で大忙し。そして14:00に産院へのお迎えであった。5日間ぶりの赤ちゃんとの対面。ついに退院となった妻と、感動を分かち合う。見てくれこのチャイルドシート。ばっちり取り付けられているだろう、色も内装にピッタリだ。えっへん。でも、赤ちゃんを抱っこして寝かすのは慣れていないので妻に任せる。助産師さんの卵さんもアドバイスをしてくれる。横でただ見つめる新米パパ。よかろう。私は大器晩成型なのだ。本領発揮はまだ先のことだ。
午後は初の自宅での3人生活。3時間おきの授乳とおむつ替えと哺乳瓶のあれこれと・・・3度目くらいでようやくちゃんとミルクを飲んでくれた時には嬉しかったなあ。産院でたくさん勉強して練習してきた妻に、今度は私が教わる番であった。妻、すごい。プレッシャーに負けず、赤ちゃんのお世話を責任感を持ってしながら、夫の教育までできるなんて。やはり私の妻は超人であった。私は、妻が少しでも体を休められるよう、少しでも早く安心して育児の幾らかを私に任せられるよう、スキルアップに努めねばならぬ。明日は、ゲップを上手にさせられるようになりたいな。