任天堂 24年度2Q決算。
決算サマリー
任天堂の2024年3月期第2四半期の連結業績は、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益のすべてで前年同期を上回る増収増益を記録。
特に、Nintendo Switchの販売が好調で、新作タイトル『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開がビジネス全体を牽引しました。
また、売上高はNintendo Switch発売以降で上期の売上高としては最大を記録。ゲーム専用機ビジネスによる売上高の増加に加え、モバイル・IP関連収入の増加や円安による為替の影響も売上高増加に寄与しました。
ソフトもハードも強い。
Nintendo Switchソフトウェアの通期の予想販売数量が期初予想に対して500万本増の18,500万本に変更されました。この販売数量の増加は、特に新作タイトル『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開によるビジネス全体の盛り上がりを反映しています。
任天堂は、過去にGame Boy、Nintendo DS、Wii、そして最近ではNintendo Switchといった、革新的でユニークなゲーム機を市場に投入してきました。これらのハードは、それぞれの時代においてゲーム業界に新しい風を吹き込み、幅広い層のプレイヤーを引き付けてきました。さらに、は「マリオ」「ゼルダの伝説」「ポケットモンスター」など、世界的に有名で愛されているキャラクターを多数所有しています。これらのゲームは、高い品質と独創性で知られ、ファンからの強い支持を受けています。ファンビジネスとしては、完璧でないでしょうか。
また、任天堂は日本の売り上げ比率は22%程度です。今回、2024年3月期通期の業績予想では、前提為替レートの見直しとソフトウェアの予想販売数量の変更により、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の修正が行われました。
特に、為替レートは1ドル130円から140円、1ユーロ135円から150円に変更。Nintendo Switchソフトウェアの通期の予想販売数量は、上期の販売状況を反映させ、期初予想に対して500万本増の18,500万本に変更されました。
任天堂のこの業績は市場にポジティブな影響を与える可能性が高そうですね。特に、Nintendo Switchの販売が好調であることや、新作タイトルの成功は魅力的なポイント。
株主還元施策
年間配当金の予想額も1株当たり147円から181円に変更されています。ホルダーの皆さんおめでとうございます。
特に注目しているのは、ソフトウェア資産の蓄積を掲げていることです。
任天堂は、ゲームソフトウェア開発体制の拡張を推進し、ゲームビジネスと親和性の高い領域で、映像コンテンツを含む「ゲーム以外の娯楽」のビジネス機会も追求しています
任天堂がゲームソフトウェアの開発能力を強化し、ゲーム業界を超えたエンターテインメント分野での新たなビジネス機会を模索していることは、株価上昇にもつながると考えています。
今後の株価上昇にも期待したいですね。