トリドールHD 24年度2Q決算。
決算サマリー
売上1,126億円。売上収益は上期過去最高、1千億円超えてきました。国内事業の利益率が16%を超え、海外事業も改善しています。国内は、人口減少が確実なので海外売上の多い銘柄として期待したい。市場リスクの分散に寄与し、企業の安定性を高める要素です。
今回の決算では、通期の業績予想が上方修正されている点は、会会社が将来に向けてさらに大きな成長を目指していることを示しています。特に、1店舗当たりの収益増加はリピーター獲得など戦略が功をしていると思います。上方修正は嬉しいお知らせでした。
今後の見通し
2028年までに売上収益を4,200億円にする目標を掲げています。 各地の直営店において、店舗単位で高水準の売上を安定的に達成できるようになっていることから収益性も安定化、直営店の増加でより多くの利益を出すことを目指していることを示しています。利益が増えるということは、会社が効率的に運営されている証拠です。単に店舗数を増やすだけでなく、各店舗がより多くの利益を生み出すようにすることは特に注目したいです。
日本国内は、人口減少と高齢化が進行しています。高齢者の間でうどんの消費が増える可能性はありますが、人口減少の影響は避けられないでしょう。一方で、海外市場に焦点を当てた企業は、国内市場の縮小にもかかわらず、業績の成長を持続できる可能性が高いと考えられます。
みんな大好きトリドールホールディングス。株主優待を狙う人も多いですが、それ以上に、同社のさらなる成長の可能性が魅力的です。これは、長期保有を検討するにあたって注目すべき銘柄の一つと言えるでしょう。3月31日までに株を積極的に購入し、ポートフォリオに加えたいと考えています。