三菱UFJ 24年度3Q決算。
決算サマリー
業務純益の増加:
前年同期比で138.7億円の増益を達成しています。驚異の進捗率:
第3四半期で99.8%の進捗率達成。2023年度通期目標の超過達成を目指す:
親会社株主純利益1,300億円とROE7.5%の目標を超えることを目指す。
三菱UFJフィナンシャル・グループの2023年度中間期決算は、年間目標の71%を達成してました。今回の3Qでは、驚異の99.8%達成。
MUFGが2023年度の通期目標として設定している「親会社株主純利益13,000億円」と「ROE(自己資本利益率)7.5%」の超過達成を目指すというのは、同社がこれらの目標値を単に達成するだけでなく、それを上回る業績を出すことを目指しているのはすごい。自己資本に対する利益率が7.5%を超えることを目標としています。これらの目標を超えることができれば、MUFGはより強固な財務基盤と収益性を示すことになり、投資家や市場からの評価も高まる可能性があります。
株主還元施策
増配や自社株買いの発表は今回は、なし。ただ大いに期待できると思うので本決算に注目をしたいですね。
今後の金融正常化について
今年の大きなテーマである金融正常化。特に2024年春ごろに注目されるのが、マイナス金利政策の解除です。マ
マイナス金利が解除されると、銀行はより高い利率で貸出を行えるようになり、銀行の利益は増加し、その結果、金融機関の財務健全性が向上する可能性があります。この点は織り込まれていると思います。次の一手がどんなことが考えられるか注目でねね。