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日本電気硝子 24年度2Q決算。

24年度2Q決算実績

配当目的でホルダーも多い日本電気硝子。液晶パネル用ガラスメーカーで世界3位です。2Qは、厳しい内容になりました。

家電や自動車のセクターでは売上の回復が前年に比べて遅く、売上数量が減少。燃料価格の上昇や価格調整によるコスト回収の困難さが営業利益に影響を与えているとのこと。また、ロシア・ウクライナの情勢は燃料調達コストに影響を及ぼしており、円安は営業利益に潜在的な負の影響をもたらしているようです。

日本電気硝子 2024年12月期 第2四半期決算概要資料

株価は、そこまで大きく下落せず2,500円前後を推移しています。さすが、g減配しない限りは株価は2,500円程度で安定していると思います。

売上高:

  • 2022年第2四半期: 1,727億円

  • 2023年第2四半期: 1,391億円

  • 増減: △19% (減少)

  • 営業利益:

    • 2022年第2四半期: 191億円

    • 2023年第2四半期: △57億円 (営業損失)

    • 増減: 営業利益から営業損失へ

  • 経常利益:

    • 2022年第2四半期: 297億円

    • 2023年第2四半期: △30億円 (経常損失)

    • 増減: 経常利益から経常損失へ

  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:

    • 2022年第2四半期: 244億円

    • 2023年第2四半期: △157億円 (四半期純損失)

    • 増減: 四半期純利益から四半期純損失へ

日本電気硝子 2024年12月期 第2四半期決算概要資料

配当について

2024年12月期の年間配当金:120円(予想)
2023年12月期の配当予想は、中間で60円、期末で60円、合計で120円/株となっています。

長期で安定的に配当しています。20年以上減配なしで、配当を維持または増配中です。減益でも株主還元の姿勢は強いですね。

日本電気硝子 2024年12月期 第2四半期決算概要資料

今後の見通し

過去3年のPERは、7.37〜30.91倍です。現在のPERは、29.69倍です。配当利回りは、5%近くとかなり高い銘柄です。

生産体制を中国へシフトすることもあり特別損失を175億円計上です。今後、プラスになることを思えば減配もせず良い銘柄だと思います。

日本電気硝子 2024年12月期 第2四半期決算概要資料

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