不妊治療
39歳の私は21歳の時に出会った人と26歳で結婚した
会社経営と職人でもある父を持ち、いずれ4代目として生きていく主人
仕事はずっとしていきたい私
結婚4年目で不妊治療に通い
不妊の原因が不明な方もたくさんいる中
運よく原因が分かり治療を始める
不妊治療
精神的にも肉体的にも堪える…
仕事をしながらの治療の現実
主人やたくさんの方の協力なしでは治療ができない現実
原因、治療等、みんな違うけど
2人で生きていく選択肢
子供がどうしても欲しいという選択肢
たくさんの選択肢を
これで良いのかと悩みながら生きていく
田舎の小さな会社でしかも代々続く…
今時…と思われるかもしれないけど
跡取りを…と
見えないプレッシャーを感じることもあった
いや
自分が一番自分を追い込んでいた
不妊治療と産み分けをやり…
結果は
女の子2人…
そもそも不妊治療を経ての妊娠だったから
妊娠して本当に本当に本当に嬉しかったし
安堵した
性別が分かった時は
ごめんね…と主人につい言ってしまった
欲張りだった…
特に次女の時は前置胎盤の疑い(のちに低置胎盤と診断)、胎盤癒着で大学病院へ転院、貯血をして、帝王切開での出産を迎えた
母子共に無事で出産できたが
当時、最悪出血多量で命の危険が…
と言われた時の主人の顔は今でも忘れない
妊娠、出産、そして今
女の子2人で本当に良かったと思うし
彼女達がいて
毎日がとてもとても楽しい
パートナーと出会う奇跡
子供を授かる奇跡
無事に出産する奇跡
人との出会いの奇跡
不妊治療を通して
奇跡をたくさん感じる事ができた
宿命と運命
その先に奇跡があり希望がある
だからこそ
たくさんの奇跡の中で生きている今を
大切にしていきたい