即死周回
急にニトクリスオルタがきたので。
(ネタバレになるからガチャしない って話はどこ行ったの??)
※このnoteの内容はすべてwikiに書いてあります。
2023/03/25追記:
カルデア重工イベント90++での即死周回についてはこちら↓もどうぞ
即死周回の基本
FGOにおける即死は 成功すれば敵のHPの値に関わらずに敵を倒すことが出来るため、最終的な即死確率を100%(以上)に持って行くことが出来れば、周回に組み込むことが可能です。
最終的な即死確率は以下の式で求められます。
即死確率 = 即死効果率 × DR × (1±[即死バフorデバフ])
ひとつひとつ見ていきましょう。
即死効果率
宝具等に設定されている確率です。一部のサーヴァント(★4ニトクリス等)では、OCによってこの値を上げることが出来ます。リンボやニトクリスオルタでは固定値です。DR
敵によって固有に設定されている確率です。おおむね
・行動回数1回の雑魚(兵士、骨等):100%
・ほとんどの銅エネミー:80%
・ほとんどの銀エネミー:50%
・ほとんどの金エネミー:20%
・シャドウサーヴァント:かなり低い
・一部のボスやサーヴァント:約0%
※1部6章ガウェインは0%です
となっています(例外あり)。即死バフorデバフ
読んで字の如く。周回に使うならバフのほうが好ましいのは他の系統と同様です。
とまぁ こんな感じですが、金エネミー(DR=20%)以上の即死確率を100%まで持っていくのは現実的ではないので、周回ではDR=100%,80%,50%あたりの敵(雑魚~銅~銀エネミー)が即死のターゲットになりうる ということになります。
上記の通り、最終的な即死確率は即死効果率とDRと(1+)バフ・デバフの積なので、各DRに対して 即死効果率 × (1±[即死バフorデバフ]) がどれだけ必要かを考えてみると(DRの逆数をとれば良いので)
DR100%の敵(雑魚)
即死効果率 × (1±[即死バフorデバフ]) ≧ 100%で即死確定DR80%の敵(銅)
即死効果率 × (1±[即死バフorデバフ]) ≧ 125%で即死確定DR50%の敵(銀)
即死効果率 × (1±[即死バフorデバフ]) ≧ 200%で即死確定
ということになります。100,125,200という数字が閾値となります。
さて、即死周回でよく使われるサーヴァントについて見ていきましょう。
★4術ニトクリス
実装当初から現実的な即死周回が可能だったサーヴァントです。
宝具の即死効果率は50%と高くないものの、スキル1(Lv10)で即死バフを+100%できるため、
即死効果率(OC1) × (1+[即死バフ]) =100%
となり、OC1でもDR100%の雑魚は確殺できます。
さらにOC2で即死効果率を62.5%に上げることができるため(天草礼装やらエジソンやらを使ってOCを上げれば)、
即死効果率(OC2) × (1+[即死バフ]) =125%
となり、OC2ならDR80%の銅エネミーも確殺できます。
現実的かどうかはさておきOC5までもっていけば即死効果率は 100%となるため、
即死効果率(OC5) × (1+[即死バフ]) =200%
となり、OC5ならDR50%の銀エネミーも確殺できます。
※最近はOC増加手段が豊富だから、必ずしも現実的ではないとは言い切れないのかな…
リンボ
このサーヴァントはちょっと特殊で、宝具の即死効果率が120%と高い上に なぜかクラススキルで即死バフ+20%がついています。つまり何もしなくても
即死効果率 × (1+[即死バフ]) =144%
となり、DR80%以上の敵は確殺できます(将来DR70%の敵が実装されても確殺できます)。
その代わり、リンボは即死関係のバフ・デバフを一切持ちません。OCを上げても即死への影響は何もありません。ざっくり言って銅エネミーなら確殺、それ以外なら即死周回としては使えないということです(他のサーヴァント等に補助してもらうとしても、即死バフ・デバフを47%盛ってやっと銀エネミーを落とせる というレベル。あまり現実的ではない)
NP80%チャージ持ちかつ即死判定がダメージ後なのでNP20%貯めるのは十分に現実的であり、敵が銅エネミーだけなら即死周回にはかなり向いているサーヴァントです。
他にも、wave1の銅エネミーだけリンボの即死で落としてwave2,3は他のアタッカー(混沌、悪)に落として貰うためのバッファーとして使う といった方法もあります。
殺式
剣式も即死をもっていますが宝具の即死効果率が低く(即死周回用としては)使いものにならないので、単体宝具ながら即死効果率の高い殺式について。最近主流の変即周回でひょっとしたら即死が刺さる敵が単体で出る場面があるかもしれないので書いておきます。
殺式の宝具は即死効果率100%(OC1)なのでデバフなしでも
即死効果率 × (1) =100%
で単体ならDR100%の雑魚は確殺できます。
さらにスキルで即死デバフ+100%を持っているので
即死効果率 × (1+[即死デバフ]) =200%
となり、単体ならDR50%の銀エネミーまで確殺できます。
OCで宝具の即死効果率を上げられますが、OC5でも即死効果率140%なので金エネミーを確殺することはできません。
ニトクリスオルタ
で 問題のニトクリスオルタです。
wikiを見たらこう書いてありました。
これ、「敵が悪特性なら即死効果率150%」という意味だったら大騒ぎになるところなんですが、単に即死判定が2回行われるだけのようです。
ニトクリスオルタに即死バフ・デバフはありませんので、
1回目の即死は即死効果率は50% つまり即死周回には使えません。
2回目の即死は悪特性なら即死効果率100%なのでDR100%の雑魚なら落とせます。
まとめ
あくまで即死について
(追記)wikiの情報が正しいという前提で
★4術ニトクリス
DR100%の敵なら確殺 OC2で銅エネミー確殺 OC5で銀エネミー確殺リンボ
銅エネミー確殺 バフデバフが無いのでそれ以上どうしようもない殺式
単体銀エネミー確殺ニトクリスオルタ
悪特性付与すればDR100%の敵なら確殺 バフデバフが無いのでそれ以上どうしようもない
即死周回目的で言ってしまえば、ニトクリスオルタは★4術ニトクリスより勝るところが見当たりません。
ただし、即死判定がダメージ後であるため確実にNPが回収できるので、「即死がオマケでついている」NP100%チャージ持ちArts全体宝具サーヴァントとして見ればなかなか優秀なんじゃないでしょうか。
(この記事の趣旨から外れるのでこれ以上は述べません)