拝啓、アカペラサークルに参加を検討している大学生・新入生の皆さんへ

拝啓、アカペラサークルに参加を検討している大学生・新入生の皆さんへ

こんばんは。藤井です。

今日は、アカペラが将来に役立つ理由についてお話ししたいと思います。

アカペラは、おおよそ4人から6人が集まり、声を合わせて一つの音楽を作り上げる音楽形態です。ただそれだけのことで、楽しむ以外に何があるのだろうと感じる人もいるかもしれません。しかし、それだけのことが生み出す経験値はかなり高いのです。例えば、普通に大学に通って適当なサークルに入り、卒業すれば、4年間で平均15レベル上がるとしたら、アカペラを続けることで平均20レベルくらい上がるのではないでしょうか。ちなみに、アカペラを真剣に取り組めば、50レベルくらい上がるのではないかと思います。もちろん、どんな活動でも真剣に取り組めば、50レベルくらい上がるでしょうが、アカペラは特に上がりやすいと私は考えています。その理由は大まかに3つあります。

第一に、人と関わらざるを得ないことです。複数人で一つの目標を達成する重要性は、ドラゴン桜でも語られていました。チームで一つのゴールに向かって戦うことが非常に重要です。それぞれの得意・不得意を補い合い、励まし合う行為が、人間の成長率を大きく向上させることができます。「三人寄れば文殊の知恵」という日本のことわざも、この点を示しています。また、アカペラに参加している人は個性豊かで、音が取れない人や横柄な人、連絡の取れない人もいて、そういった問題をどう解決していくかという能力も養われます。アカペラグループの6人の中に、社会の縮図が詰まっていると言えるでしょう。

第二に、大学アカペラサークルの構造上、全国的なつながりが増えやすいことです。これは本当に強みで、アカペラを経験していれば、社会人になっても、過去にアカペラサークルで活動していたという共通点があると、すぐに親しくなれます。例えば、商談相手が隣の大学の先輩であった場合、すぐに契約がまとまることもあります。このようなつながりが生まれることは頻繁に起こります。

第三に、アカペラ活動を通じて、音楽ビジネスのインターンシップを経験しているかのように感じられる点です。グループ運営やサークル運営に関わることで、実際の企業運営にも役立つスキルが身につきます。どのようにしてグループの知名度を上げたり、グループをブランディングして商品を作り、お金を稼ぐか、楽譜を売ったり、主催ライブを開催して利益を上げたり、音源を作って販売したり、YouTuberになったりする方法を学びます。これらの活動は、大きな企業でも小さな会社でも基本的には同じです。丁寧に進めていけば、必ず実りあるものになります。例えば、2年後には大学生ながら、月に10万円もらえるようになることも珍しくありません。

アカペラでは、広告や物販、ブランディング、チケット販売など、初期費用ゼロで多くのことができます。しかも、大学生は若さがあるため、失敗しても問題なくやり直せます。アカペラには本当に良い点がたくさんあると、つくづく感じます。

何事も、目標を決めて課題に取り組んでいくことが大切です。そして、楽しみながら活動することが重要です。大学生活は貴重な時間です。1年生からこうしたことを意識して活動していけば、素晴らしい結果が得られるでしょう。ぜひ、そういったことを考えながらアカペラサークルで活動してみてください。良いことがたくさんあります。

アカペラサークルへの参加をぜひ検討してください!

ではまた!

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