ルヴァンカップ決勝珍道中〜 ド底辺の#新潟サポ国立遠征 PART②〜
前回のあらすじ
親戚に謝罪して用事の日程をズラしルヴァンカップ決勝のチケットも奇跡的に入手できたあだち、しかしまだまだ問題があって…
自分で書いててびっくりしましたが今回も国立競技場にたどり着かなかったので流し読みで大丈夫です!!!
3.会社や関係者各位にもガチ謝罪行脚
11月2日、本来であれば僕の働いてる会社的にはのっぴきならないイベントがあり通常であればどう考えても休むことはできないはずだった。しかしそこを何とかするのが仕事のできる社会人。勤務態度と外ズラだけで築き上げた信頼はこの日のために完ストしていたと言っても過言ではない。とはいえクビだったりそれなりの処分を覚悟の上で社長に休みを確保できるかどうかの直談判に打って出た。
あだち「あの〇〇さん(社長が社長呼びわり嫌がるためさん付け)……」
社長「あだちくん!ルヴァンでしょ!有給余ってたら金曜から行くぐらいの勢いで行っちゃいなよ!」
無事にのっぴきならない仕事をのっぴくことに大成功した。あと社長の見せた隙に付け入る形で金曜の有給もついでに確保した。ありがとう2代目が気合いを入れて変革したタイプの中小企業特有の風通しの良い社風、ありがとう異常に近い距離感…!
これが中途半端にちゃんとした企業だったら無理だった。しかし社長が許可とはいえいろんな方々にも迷惑をかけることになるので行脚して詫びまくった。
しかし(みんな内心はどう考えていたか分からないが)「あだちくん!頑張って来てね!」的な労いの声をかけて下さってこの時点でちょっとだけ泣いてしまったのはここだけの秘密にしておいてください。たぶん今回の決勝はアルビサポだけでなく全員とは言わないけどたくさんの新潟県民の期待も背負っているんだなと気づいた瞬間でもあった。
4.悩みに悩んだ国立までの移動手段
無事に決勝を観に行くためのハードルを2つ乗り越えたものの、じいちゃんの体調次第では行くのを中止してチケットをリセールに出すことを心に決めていた関係で国立競技場まで向かう交通手段を一切予約できない状況だった。その中で
・予約をしないでも乗ることができる
・金曜日から移動に時間を費やすことができるようになった
・とはいえ一通り家事とじいちゃんの世話をしてから出発したい
・あんまり誰も利用していない方法で移動したい
・普通に交通費に金をかけ過ぎたくない
という自分の中での条件を考慮した結果、
「前日から在来線を乗り継いで国立競技場に移動する」
というチョイスをした。まあ乗り鉄でもあるので長時間電車に乗っていることも可能というかむしろ好きなのだ。そして自分の座席は自由席なので試合前日の18時から開始される入場順確保のためのシート貼りに参加する必要があったためそれに間に合うように地元の駅から移動することにした。そのルートが
これである。出発が土日であればJR東日本が発売している週末パス(8880円)のエリア内の乗り放題きっぷで移動できたり、シーズンが被っていれば利用できる青春18きっぷなどでもっと安く移動できるはずだったのが非常に歯がゆいし悔しい。しかし地元の駅から国立競技場のJRでの最寄り駅の千駄ヶ谷まで6050円、これを少しでも安くする方法がある。分割乗車だ。詳しくは各自でググってほしいんすけど、JR東日本のえきねっとで今回の同じ経路のきっぷを分割して買うことにより多少は安くなることができるという裏ワザみたいなものである。
今回の場合は通常6050円のところ5670円で千駄ヶ谷に向かうことができる。途中で検札を受けた際や最後に改札を出るときの手間も考えたらほぼ意味を成さないだろう。基本的にどケチがやることだと思うのでおすすめはしません。そして宿泊する場所に関してはさいたま市内に妹夫婦が暮らしているのでそこに一晩お世話になることにした。背に腹は代えられないし兄としての威厳はないので!!!!!妹夫婦とは収入格差が面白いぐらいあって毎回ウケているし己の不甲斐なさに枕を濡らす夜もあります…
そしてじいちゃんの体調が極端に悪くなっていないと判断したため11月1日(金)の朝、僕はあだち家の先発隊として国立競技場に向かうために地元の駅へ歩き始めた(徒歩10分)。