ルヴァンカップ決勝珍道中〜 ド底辺の#新潟サポ国立遠征 PART①〜
お久しぶりです。裁判員の体験レポもまともに書き終えてないのに申し訳ないですが、今回は11月2日に東京の国立競技場で開催されたルヴァンカップの決勝に言ってきた際のレポート(という名の珍道中)を書き殴っていきたいと思います。
今回のルヴァンカップや今シーズンのここまでの戦いぶりや過去のアルビレックス新潟(以下アルビと表記)の歴史については他のサポーターが書いてくださってると思うので割愛するとして、今回の決勝、小学生のときに新潟市陸上競技場でソウル市役所の試合を観てから35歳で未だに未婚でブラブラしている現在にかけて僕が観てきた試合の中でも有数の大一番であったことは間違いない。駄文ながらそれを踏まえて読んでいただけると幸いです。ちなみに今回は国立競技場へは辿り着きません。
1.親戚にひたすら謝り倒す
アルビがアウェイでルヴァンカップの準決勝の2ndレグでも圧勝し初めての決勝進出を決めたその日の夜、あだち家の実家では家族会議(母と子)が開かれた。議題はもちろん「ルヴァンカップ決勝に行くかどうか」だったが行くためには2つの問題を抱えていた。
①実家の祖父が入院までは至らないものの1人で丸一日家に残すには不安な状況で行っていいのか
②その祖父の見舞いを兼ねて大阪で暮らしている従姉妹夫婦がこのタイミングで新潟にやって来ることが決まっていて決勝当日に実家にて寿司パーティーをやる予定が予め組まれていた
そこで僕が考えた①と②を同時に解決する方法は
従兄弟の父、僕にとっての叔父にひたすら謝り倒して試合当日に祖父の様子を見守りに来てもらい、かつ寿司パの予定を翌日に延期してもらう
ことだった。最初は「せめて息子だけでも…」的なことを言っていた母親が話の中盤から私も行くみたいなことを言い出しびっくりするぐらいのエゴを出してきた。1人ブルーロックである。しかし僕も国立には行きたいというエゴを持っていた。エゴとエゴのぶつかり合い、親子ブルーロックである。
そんな自分たちのエゴだけでここまで迷惑をかけるのは本当に申し訳ないとは思うのだが今回ばかりは仕方がない。初めて優勝が懸かった大舞台なのだから。よくよく考えたら叔父も過去には新潟開催のコンフェデレーションズカップとワールドカップを観に行ったぐらいの人で(ちなみにあだち家もどっちも行った)とにかく優しい人なので嘘をつかずに事情を全て説明したら理解してくださり、寿司パを試合翌日に延期してさらに日中はじいちゃんの様子を見守ってくれていた。本当に叔父には感謝しかない。そんな優しい人との交渉の最中でも母親が一緒に国立に行くような流れにしようとしていてあまりの強引さにマジでウケた。お前の場合は父親が死ぬかどうかの状況なんだぞ!!!!!!!
帰宅後もじいちゃんが死んでなくて良かった。
2.完全に余裕をぶっこいていたチケット争奪戦
今回のルヴァンカップの決勝ではチケットの抽選での先行販売が行われた。アルビ側もシーパスや後援会員の申し込みフォームと一般のフォームで分けられてはいたものの、当選確率で優遇されたとかそんな話は聞かなかったのでほぼ無意味だったのかなとも思う。対戦相手の名古屋グランパス側ではシーズンチケットか後援会員かわからないけど優先枠みたいのがあったらしくて羨ましいな〜〜〜
当初は1人で行って母親は祖父に付き添う的な流れだったので僕はアルビのゴール裏のカテゴリー7南1層のチケットを1枚だけ申し込んだ。そして先行販売申し込み最終日に母が
第一希望:カテゴリー7南1層
第二希望:同2層
第三希望:同3層
でガッツリと申し込んだ。そして関東在住の妹夫婦は国立競技場で2部屋しかないセンサリールーム(※)に全てを懸けた。
※センサリールームとは、聴覚や視覚など感覚過敏の症状がある人やその家族が安心して過ごせる空間です。←GoogleのAIが教えてくれた
チケットの当選発表が10月23日18時、この日の19時からビッグスワンでリーグ戦のヴェルディ戦があったため正直その時間まではこっちの試合のイベントどころではない状況だった…はずがSNSを見る限り、その前日あたりからクレジットカードの利用メールなどで当選を確信する人たちがたくさん見つかった。もちろん僕のところには楽天カードからの利用メールなどは一切届いてないどころかビタ一文利用された形跡はなかった。
肩を落としながら迎えることになった18時、僕のアカウントでログインして当落を確認したところ
まあダメでした。そして母親にもカードの利用メールか届いていないことを確認して肩を落としつつも念のため確認したところ
「当たって引き落とされてるっぽいよ…」
「!?!?!?!?!!?!?!?!?」
最初は信じられなかったが画面には確かに当選という文字が踊り、当選した通知のメールが母が普段使わないGメールに届いているのも確認した。
Gメールの通知を切っているので気づかなかったが15時過ぎに母のカードの利用メールが届いていたらしくそれに気づけていたらもっと気楽に試合に臨めたのだなあと今思う。
が、当選しているという実感が出てくると同時に無意識でガッツポーズをしてしまっていた。そしてすぐに気持ちを切り替えてその日のヴェルディ戦に臨んだ(めちゃくちゃ負けた)。
その後妹から当たり前のようにセンサリールームは落選したとの連絡が来たため一般販売に全ての可能性を懸けることとなったのだが…
必然的にリセール戦争に参戦することになった。その過程で妹夫婦+甥っ子2人で国立に参戦するはずだった予定がいつの間にか妹ピンでの参戦になっていてウケた。それでも行きたい妹の執念が奇跡を起こす。
リセール開始初日、延々と繋がらないサイトと戦っていると妹から「カテ7南1層画取れた、しかも3000円で」という連絡が来た。リセールに出した人の好意で本来(3900円+手数料220円)よりもめちゃくちゃ安くチケットを入手していたのである。
そんなわけであだち家は全員ルヴァンカップ決勝への参戦(ゴール裏で)が決まったのである。
序章だけでクソ長くなって自分でもウケてますが次回へ続く。
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