1. 夏ランの夏バテのリカバリーとは(夏夏うるせえ)
完全に夏バテをしてのびている。
走行距離がまったく伸びないどころか、下降線を辿りまくるばかり。焦っているのかうまく手を抜けなくなる。楽しく走っているはずなのに、背徳感や罪悪感を感じるようになる。
これはもしやスランプ?スランプに似た単なる夏バテ?
早めに手を打ちたいが、身近なところに走っている人や陸上経験者が一人もいないことに気づいた。
朝にすれ違うランナーの方に聞きたい念に駆られるところだが、ここはひとつGoogleにお伺いをたて、ヒットした記事を手当たり次第読むローラー作戦に出ることにする。
食事、睡眠、エアコン
あんまり無理をすると、秋にどっとくることもあるのか。休むべきときには休んでおきたいな。いや、走りたい。どっち?(走りたい...)
今年はありえない暑さもあり、エアコンは効きすぎているし飲み物はアイスオンリーだ。もともとホットコーヒーが好きなんだが、朝に飲むとありえないくらい滝汗なんだよな。体が冷えているのか。うーん。
睡眠は十分だが、汁物とビタミンB1がいいという。口にするものにあまりにも無頓着な己を猛省する。サッカーが楽しいからってビールやハイボールばかり飲む日々も今すぐ終わらせよう。
しかし、わたしは天然ののんべえらしい。「ワインだったら葡萄だからいけるかな」「いや日本酒なら米だ。炭水化物ならいいだろ」「いやいやチューハイはレモンだ。ビタミンだろ」。すべてただの酒だというギャグだ。
こういうバカ(みたい)な己への言い訳が果てしない。このままいくと、「甘酒は集中を高める糖分かつノンアル」とか言い出すぞこいつ。(我ながらふざけんなマジで)
酒は週一もありがたいと思えと、己の腐り切った根性を叩き直すことにした。腐り切った根性を叩き直すのに、週一なの?うん...(情けない体質)
冗談抜きで野球のナイターかJリーグをみながらお酒飲むのは本当に好きなんだよね...てか今さ、いきなりだけど、野球もサッカーもない日にもちゃっかり酒を飲んでることをここに懺悔する。
今更ながら、週5くらいでビール飲んでたことに気づいたよ。夏バテして当然だよね...走行距離が伸びるわけがないよ。いくらなんでも頭ん中お花畑すぎたよね。てへ♡(Go to HELL)
神野大地さんのめちゃくちゃためになる話
あ、神野さんだ。わたしの母校の競走部が昔からなかなか青学さんに勝てないんだよな。敵に塩ではなく、「敵から塩」みたいな複雑な気分になりながら読み始める。
「敵」とか書いてしまったが、神野さんがぶっちぎりで凄いランナーなのは知っている。この記事がインタビュー形式で実に読みやすく、内容もストイックすぎず、可能な限り具体的に記されたメニューがふんだんに収録されたハウツーの構成になっている。
(もうこれ神野さんの本買うしかねえだろ)
ありがとう神野さん!本も読むし、正月に大手町か日テレでテレビ越しにお見かけしたら、お礼の呪文を唱えます。でも、来年は母校には箱根で青学さんに勝ってほしい。でもでも、本当にありがとう神野さん(2回目)
後輩がなかなか勝てない山の神・神野さんによるランナーに向けた大事な教え
上述の記事から抜粋し、神野さんによる教えをわたしなりにまとめる。自分用のカンペだ。
神野さんの教えからの気づき
1日30〜50km走っている箱根の山の神の言葉は非常に重い。
①食事・飲み物は常温orホットオンリー
身体を冷やさないのは大事なんだなあ。わたしみたいに暑いのがひたすら苦手だと、氷なんか溶けないのがナンボくらいに考えている。
今のわたしは、山の神からしたら「今すぐランシュー脱げ」みたいな人種なんだろうなあ。うーん、勝手ながら己というより神野さんのような走りに人生丸ごとで向き合われている選手にめちゃくちゃ申し訳ない気分になってきた。
背徳感と罪悪感、疎外感に今にも押しつぶされそうである。だったら、せめて食事と飲み物くらいはできるだけちゃんとする。
神野さんも記事の中で話されていたが、特別なことじゃないんだよな。これが当たり前なんだよね。(週5ビールのわたしはもはやこの世に生きてる資格ねえよマジで)
②交代浴をする
冷水シャワーでも代用できるらしい。女性には特におすすめだと書いてある。めちゃくちゃいいことを知れた気分だ。
食事が生理学的に直結するのはわたしでも想像できる。しかし...風呂??
血行とか新陳代謝の話になるのかなあ。うーん。お風呂って確かに疲労回復するにはすごくいいツールだよな。せっかく日本人なんだし、疲労を回復するのもすごく大事だし、風呂にはどんどん浸かろう!(いっそ『テルマエロマエ』を読み返そうかな)
「溜まった疲れはその日のうちに」みたいな宣伝文句があったのを思い出した。
③空き時間にはほぐしローラーでコロコロ
そういえば毎日ランブルローラーに乗っているのに、今日は走って帰ってきても全身の筋肉がカチカチっていうかゴリゴリっていうかかたくて、とてもじゃないが上質な筋肉ではなかったな。
空き時間はスマホの代わりにローラーでころころしよう。
④エアコンは適温
わたしみたいにガンガンかけて勝手に冷えてる人間は、弱いくらいでいいみたいだ。神野さんは記事の時点で26℃くらいに設定されているらしい。
25〜6ならできる!リモコンのボタン押すだけだからな。(リモコン操作が面倒くさいとかリモコンさえ使わないのは流石にクズすぎるという理性は、わたしのような週5ビールにもギリ残っている...)
まさに今、26℃なんだけどこっちのほうが全然快適だ!今まで何だったんだ!!
⑤夜10時に寝る=夜更かし厳禁
これは速攻できるな!寝るのは得意だから!!
W杯予選も録画する。夜更かし厳禁。海外サッカーも見逃し配信だよな。要は快眠が大事なのである。
となると...
⑥お酒を飲むのは土曜夜に350mlだけ(酒のまとめ買いを一切やめる)→お茶を作る
正直に書く。これほどの地獄はない。
①〜⑤が楽勝なら、これはスーパーハードモード。言ってしまえば、本当に自信がない。でもやると決めた。
うーんつらい。わたしとしては断酒も同然だが、もう走れない可能性を考えると、わたしのようなクズでもまったくやれないこともないか...いや、やるんだ。甘えるな。やるんだ。(呪文)
喉は乾く。だったら常温の水を飲もう。お茶を作るのもいいかも。葉っぱはある。
よし。お茶を作るのを日課にしよう。寝る前にまとめて仕込んで寝る。翌朝完成。これだ。傷まないのも冷やさないのも大事。朝イチで温かいお茶もいいなあ。
なんだかハーブティーが恋しくなってきた。
偏見から始まる長い蛇足であり雑談
しかし、ランナーは口にするものにここまでストイックなのか。男同士もしくは女子大の子を呼んで毎回毎回吐いても飲んでる大学の体育会のラグビー部(※当時)とか、コンディショニングはマジでどうしてたんだ?
「飲むのも練習・仕事だから」という教示のもと、体がもたないなんて言えない空気で酒を飲むのが体育会なのだと、学生のときに体育会の子に聞いたことがある。大学一年のころは色々と奴隷として生きていたらしく、色んな苦労があったらしい。(いま元気かなあ)
対抗戦であまり勝てない世代の旧態依然のラグビー部とはいえ、体を冷やすのがこんなに良くないって当時知ってたら、小さいホッカイロくらいは冗談でも飛ばしながらこっそり差し入れたかったな。(もちろん先輩にバレないように)
完全に余談だが、大学の体育会の部活の話を当事者に聞くに、想像を絶する厳しさだった。話を聞いているだけとは言え、自分が住むのとは完全に別世界に思えた。
「OB=別次元の神」みたいなもんだったなあ。スポンサード(寄付金・強化費)とコネ(ゼミ・就活)と実生活(寮)のルールが神に一元化されている。悪事の隠蔽なんてし放題だし、そのためのOB一元化システムでもあるんだろう。
それに加えて先輩後輩(コートの外)とチームメイト(コートの中)のヒエラルキーをそれぞれ器用に使いこなすのは必須。ここまでやってはじめて、スキルがどうとか練習がどうのの世界なのだろうな。なんて理不尽なんだ、と外からぼーっと見ていた。
件のラグビー部の彼はクラスメイトで「試合出るなら横断幕作るよ」と約束してギャグでファンクラブをつくった。でも、自分は試合を観には行けなかった。
ただ、たしか対抗戦のテレビ中継を実家で観ているときに本当に彼が出てきたので、予想外にすごくうれしかった。「こいつ、めちゃくちゃがんばったよなあ」ってメールを友だちとしながら試合を見た。
打ち上げでまたどうせ樽の酒かなんかを飲まされるだろうと思って、当人には連絡するのが憚られた。
連絡ができなかったのは彼がテレビ中継に映るアスリートだからではなく、別次元で4年間闘っている彼と、実家でダラダラテレビを観ている自分なんか比べなくても確実に自分が圧倒的にクズであるのが理由で、連絡なんかできなかったのである。
ああ、なんか思い出したら今になってすごい泣けてくる。エアコンの温度を操作して、たぶんホッカイロより身体にいいアイテムをこっそり持ち込んで、無理矢理にでも義務のように酒を飲んで、練習しまくって、筋トレもして、寮で先輩にバレないように体にいいものをすすんで摂取して、学校に来て、レポート書いて、試験受けて、OBに異常な敬語を使って頭を下げた日々と、わたしが想像もできない日々の先にあの対抗戦途中出場の彼がいた。
本当は酒が好きだったかも謎だ。わたしも酒が週1になったら、久々に一緒に飲みたいな。(これじゃすべてが本末転倒)
ひそかなる決意
彼と会って一緒に飲むとするなら、わたしが酒を飲むのが月2くらいになってて、今の20倍は走れて、スポーツのことをもっと勉強して、「いやあ大人がスポーツやるって大変だよね。アハハ」くらいに、神野さんがおっしゃる当たり前のことを当たり前にやって、今より数段余裕をぶっこけるくらいでちょうどいいどころか、まだまだ及ばず足りないんだろうな。
せめてクズの生活をガラリと改善し、走りながら、また久々にラグビー中継も観よう。(対抗戦は毎年観てるけど)
ちなみに
学生のときに、体育会の推薦枠の関する議論があった。スポーツ推薦ってありなのかなしなのかという、結論が出なさそうなテーマである。
わたしみたいなスポーツもクソもない一般の学生にさえも、彼のような体育会で必死こいてがんばっている学生は在学中も卒業後もこうして実際に実質的に影響を与えられるのだ。
対抗戦途中出場ってそういう意味がある。学力云々を言うとすれば、入試でペーパーテストをすればいいし、レジュメはオンラインでDLすればいいし、講義をオンラインにしてもいいし、遠征や合宿があるならオンライン講義をやるくらい、追試をするくらい、頭がいい教育者の教授なら屁でもないだろと思ったりすることがある。(優しく深い理解がある先生がたくさんいらっしゃるのももちろん知っている)
うーん、こうなるとスポーツや体育のつく学部や学科は立派な受け皿なんだな。
話を己のリカバリーに戻そう
⑦ストレッチ10分x2
さて。7箇条の7つめに話を戻す。ガチのストレッチって10分でも大変なんだよな。でも好きだからこれはできそう。早起きにも慣れたし、今も8分くらいはやっている。やるぞ。
まとめ:自分用のカンペ
とりあえず、8月13日時点で酷い風邪を引いている。長時間スマホなど見ているせいか、重い頭痛も始まった。(コロナじゃありませんように)
この風邪が治しつつも、生まれ変わるつもりでQOLを改善する。