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2022/02/21「アンマッチに身を委ねる」

今日もショート日記だ!急げ!

発売日に買って長らく積んでいた『海が走るエンドロール』を読んだ。元々一巻はすでに読了済みなのだが、今回二巻を読むのが遅くなったのは描かれる若者たちとわたしのテンションがアンマッチだからだ。

もちろん、読者と作中の若者たちのアンマッチさは意図してのことだと思うし、だからこそ読者はセカンドライフを映画に捧げると決めた老女の心境に寄り添うことができるのだと思う。けれど!けれどもそれを知りつつ、わたしはやはりどうにも乗ることができず、「初対面の人間におばあちゃんって言うな」「敬語使え」「語尾に草生やすな」……など様々なことを考えてしまう。こういう話は元気じゃないと読めないな~と思っていたので、三連休の中日にようやく読むに至った。

案の定物凄く疲弊したし、二巻は一巻に比べて出てくる若者たちも増えたため「若者~~~~~!!!!!」と絶叫するハメになったのだが、この物語の終着点がどこになるのかを見届けたい。前作があまりにも唐突に終わってしまい消化不良感があったので、今度こそ……今度こそは……!!!!

三連休明けでもうなにもしたくねえ~という心境なのだが、なんとか明日も走り抜けたい。みんな!急げ!世界の速度は人間を待ってはくれないぞ!

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