2022/05/20「もやもや感想たち」
終わりだ~~~~~!!!!!
日記開幕直後から大声終了制限失礼しました。マジで終わりだ~になってしまい終わりだ~~~!!!!と大騒ぎしてしまいました。この終わりを終わらせる方法は知ってるんですが、それをやるとあまりにも最悪になってしまうしなんかいろいろもったいないな……という気もするので、マジで終わって大暴れするまでは逃げ出さないように持続可能な限りは終わりの綱渡りを続けようと思います(怪文書?)
鴨鍋!!
もうすぐ夏期賞与なのに鴨鍋!?と驚くかもしれないが、鴨鍋です。見てください、この鴨の脂……分厚くって……美味しそうでしょ。ネギもたくさん……素晴らしい……かなり利用系に近い鴨鍋だ……。昨日はこれをたらふく食べたので日記がショートバージョンだった。電車に揺られながらまだ見ぬ鴨鍋に思いを馳せつつ綴った日記、ほとんどすべて『少年のアビス』の話だったけど、まあ……妥当なラインか。知らんけど。
鴨鍋を食べ終電ダッシュをキメ、帰宅しシャワーを浴び、そのままの勢いで読書に耽った。
結果、『愚かな薔薇』読了!発売日に予約で買ったくせにずっと積んでた。恩田陸作品で吸血鬼もので……恐らく少女の開花について書いてくれる!と思って買ったのだが、要素はすべて押さえているにもかかわらず「これは……なに!?」となる作品に仕上がっていた。これは……なに!?
SFであることははじめから書かれていたが、想像以上にSF、かつ吸血鬼行為が一過性のものであること、吸血する際は缶切りのような器具で穴を開けてぢゅるりといただく……といった感じで、求めていたものの斜め上を突く感じ。握った拳の行き場がなく、迷った末にとりあえず空中に掲げてみた。まあそこそこ分厚い作品にも関わらず2日で読み終えることができたので退屈はしなかった。先が気になって2日で読み終わってしまうくらいの興味は引かれた。最終的に着地したところに驚いただけで……。
続いてはこちら、『推し、燃ゆ』。書店で見掛けた時はそこまで薄い小説には見えなかったが、実際Audibleで1.5時間ほどで聴き終わった。入浴~全身マッサージの時間でノンストップで聴いていた。
『推し、燃ゆ』に関しては事前に感想で見掛けていた通り、「推し」の話が主題と見せかけて恐らくは発達障害がテーマなんだろ~な……と感じた。発達障害を抱えながら「社会」をやることかもしれない。主人公は「推し」が炎上したことは正直無関係なところで擦り切れていき、結局高校を中退してしまう。その後就職先を探したり、バイト先を探したり……と様々行うのだが、それらの行く末が示されるよりも前に物語は幕を閉じる。どうして推しがファンを殴ったのか、物語の中で開示されることはない。
聴きながらうわ~~~!!!!嫌な話してる~~~!!!!とマッサージをする手に力が籠もることもあったが、遅ればせながら『推し、燃ゆ』に触れることができた。ここ数日の読書、なんか毎回こういうモヤモヤした感想ばかり書いてるな。ここらでドカンと一発、頭が馬鹿になるような小説が読みたいな。
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