2022/04/30「少女漫画の子世代たち」
数日前の日記で『殺し屋とストロベリー』を連休中にクリアしたいと書いたが、なんともうクリアしてしまった。感想については昨日投稿した感想記事を参照!ここしばらく「今」感想を書く意義が果たしてあるのだろうか?と思うような作品の感想記事ばかり書いてるな……。
そんな連休二日目だが、ここ最近『ヴァンパイア騎士』を再読している影響から懐かしい漫画を朝っぱらから読み替えしていた。『そんな声だしちゃイヤ!』を……改めてタイトルをフルネームで見ると凄いタイトルだな。
これに関しては作者が柱などに本屋で買いにくいタイトルでごめんね~!みたいなことを書いていた気がする。これに関してはマジでそう。
なぜ『ヴァンパイア騎士』の並びでこれを手に取ったのか、というと番外編集(スペシャルという位置付けらしい)に収録されている子世代の話からの連想ゲームだ。『ヴァン騎士』の特に『memories』は優姫と枢、優姫と零それぞれの娘たちがその後どのように生きたのか……が主軸となっているが、かつての恋敵たちのこどもたちがその後カップルになる……という話はわりとよくあることだと思う。そういった少女小説、かつては複数あった気がするし。
『声イヤ』に関してもそうで、かつての恋敵同士の息子と娘がカップルになる話が後日談で描かれる。この後日談で怖!と思ったのは、未だにカップルになれなかった方の男がヒロインに恋愛感情を向けており、ようやく家族になれるね~!というスタンスだったところだ。怖すぎる。こどももいる身で未だにそういう感じなんだ……。ちなみにカップルになれなかった方の男の妻にあたる存在も作中でネームドだったキャラクターで、「友人」のような付き合いらしい。怖すぎる。
そう思うと純血の吸血鬼は兄妹婚は普通!という世界観で描かれる『ヴァンパイア騎士』の子世代のカップルはまだそこまで怖くないかもしれない。枢優、零優の娘(つまり種違いの姉妹)が普通にカップリング仕草をしている後日談だけれども、そもそも優姫の両親が兄妹婚でそこに横恋慕していた男も優姫の両親の実兄(横恋慕の末に優姫の実兄や自分の両親を殺害している)だし……なんかもうめちゃくちゃだなこの家庭。
そろそろ『memories』の新刊の足音が聞こえて来る時期だが、早く発売してくれないと隔月発売の『LaLa DX』を買ってしまうかもしれない。嫌だ!狂いたくない……(狂わないで)
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