〜イザナギとイザナミ〜
【日本神話と言霊学】
〜イザナギとイザナミ〜
自分で決めるか、人に決められるか
主体か、客体か
自分か、アイツか
見えないモノか、見えるモノか...
女性であるイザナミから声をかけて、子にはならず、ヒルコになってしまう神話があります。
これは、男女のお話ではなく、
主体側から働きかけてこそ、現象が生まれる事を現しているのだと思います。
母音
ア、イ、ウ、エ、オ
a、i、u、e、o
父韻
t、y、k、m、h、r、s、n(8音、八卦、創造の火花)
父韻、男から働きかけて、子音が生まれる。
t➕a=タ
y➕a=ヤ
k➕a=カ
m➕a=マ
h➕a=ハ
r➕a=ラ
s➕a=サ
n➕a=ナ
母音から始まると、a➕t、発音できない。
あくまでも男性から声をかける、というのは、
女性からナンパしてはいけないって事では決して無く(笑)
主体側から動く、自立、自律、主体を現していると言えるでしょう。
主体から客体に向けて架かる天之浮橋をしっかりと自分の足で歩き、
その結果として、自分軸である天之御柱が、
しっかりとスックと立つ様子が、古事記などの言霊学からは読み取れます。
やはり、わたしたちは、
『自分は何がしたいのか』
『自分が何者なのか』
それを知るために生きている。
と言ってもいいのでしょう。
『誰かがなんとかしてくれる』
『神さまがなんとかしてくれる』
のでは決してなく、
すべて自分で『選んで』いるのです。
人間とは一瞬一瞬を生きる龍の実体。
時空間トラベラーなのです。
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