第47回メルマガ【鏡の世界と人の振り】
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今回は【鏡の世界と人の振り】です。
自分の事は自分が一番良くわかっているとは思います。
しかし、『鏡を見て、初めて自分を知る』という事もあるのではないでしょうか。
鏡が無ければ気づかない事。自分の表情や自分の見れない部分にヒントがある事は良くあります。
自分の表情であったり、自分の背中であったり。
そんな見えない部分に、自分の気持ちが良く現れている事もありますね。
【背中で語る】とか...
確かに鏡は、自分では見えないところを見せてくれる、というメリットはあります。
しかし、鏡を見て、とても役に立つ事はあるけれど、
『鏡の姿は一番大切なものでは無い』とわたしは思います。
何故なら、見た目が良かろうと悪かろうと、人間の本質には何も変わりは無いとわたしは思うからです。
ズバリ言えば、鏡が無くとも、『死にはしない』(笑)
逆に自分の中身が変われば外見も変わってくるのではないでしょうか。
例え、不細工だったとしても、
『いい表情してるなあ』とか。
また、不細工かどうかは、あくまでも、『見る人の好み』であって、みんなが不細工と言っても、ある人から見れば『世界一素敵』かもしれないのです。
もちろん、外見が良くなった事で自信を持ち、一時的に内面も変わる事はあるでしょう。
しかし、それは一時的なもので、
今度は、外見以外の事で悩んだりもします。
堂々めぐりです。
結局、自分自身の内面がすべてで、
【自分自身の内面の自信を持つ】という事が必要なのだと思います。
そして、『人の振り見て我が振り直せ』と昔から言うように、見ている世界、つまり現象世界は自分を知るための
『鏡の世界』なのです。
人に文句を言うというのは、鏡に向かって文句を言っているようなものです。
ですから、人を羨んだり、比較の必要も無ければ、恨んだり、惑わされる必要はありません。
『自分はどう思うか』そして、
『自分は何をするか、何ができるのか』
もちろん、あえて『何もしない』という選択もありです。
そして、あくまでも世界は自分自身のためにあるのです。
外の世界は決して一番にはなれないのです。
主体が一番、客体が二番。
自分が一番、自分以外の世界が二番。
客体の世界とは、物質やお金、地位や名声といったところが多いでしょうか。
悪は亜の心だと教えてもらった事があります。
つまり二番目、一番になれない事の嫉妬や、
抑圧された、我慢の末に歪んだ心が悪魔なのであると。
つまりは、まわりと比較したり、人に強要したりせず、
一人一人が自分の心に正直に生きたら、悪魔というものは存在しなくなる、または感じなくなるのではないでしょうか。
すべての人が気持ちに正直に生きられる事。
これだけでいいのではないか、と思うのです。
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