GoKigeNになる料理店
5月3日。
Sobe'sCafeにベジタリアンM氏がご来店。
東京在住のインド人で、日本語もお上手。
彼曰く
宮沢賢治のおひざ元である花巻市だから
さぞかしべジの店だらけだろうと思いきや
Sobe'sCafe1件だったことに驚きを禁じ得なかったと言う。
事前にWebをチェックしてきた彼は
「食の禁忌をのりこえて
世界中の人々が同じ食卓につけるよう」
HALALとオリエンタルヴィーガンにも対応したという
Sobe'sCafeの想いにしっかり共感してくれた。
提供したお料理は当店人気メニューである
トマトチーズハンバーグ。
色とりどりのお皿が運ばれると
その美しさにまずは驚き
一口食べて、そのおいしさに驚き
最後の一口を食べ終わると
なんともいえずGoKigeNになるお料理なのだ。
5月1日で、開店17周年を迎えたことを知るとM氏は言った。
「17年前にこのコンセプトがこの地で受け入れられたの?」
確かに。
無我夢中でやってきて気が付いたら今に至る、という感じではあるが
決して平たんな道ではなかった。
いまも全然楽ではない。(笑)
一つ言えることは、ものすごくやりがいがあるのだ。
「わたしは宮沢賢治さん生誕100年の年(1996年)に
花巻に戻ってきた。
空気中をただよう賢治さんのスピリッツをキャッチして
自分の中で統合したんだと思う。」
そのようなことをつたない英語で伝えてみた。
M氏は宮沢賢治が時代の先端すぎて
存命中は理解されなかったことを十分理解している。
その開拓者精神にいたく感銘したようであった。
食事が終わったM氏は早速HappyCowに
レビューを投稿してくれた。
それがこの文章にあらわれていると思う。
It is the spirit of this great human being that has manifested in Sayuri Sobe Takahashi, a present-day native of Miyazawa Kenji’s Hanamaki through her vegan restaurant, Sobe’s Cafe. What she has created is a tribute to the human spirit, peace, health, happiness and good vegan food. A must visit.
こういう瞬間に立ち会うと
わたしの魂は躍動し
今までの苦労は苦労なんかじゃない
喜びを味わい深くするおダシのようなものだと
感じて嬉しくなる。
M氏のレビューはこちらで読める。
Sobe'sCafeにいらした方で
同じ気持ちになられたのなら
HappyCowへレビューしてくださると
泣いて喜びます!
そしてそこのあなたも
A must visit.