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ファネル構築の第一歩! 「理想のお客様」と「目標」を考えよう

集客のためにファネルを作りたいけど、何から始めたら良いのかわからない。

SNS発信から商品販売までどこから手を付けたら良いのか、考えれば考えるほどわからなくなってしまうような状態じゃないでしょうか。

私がまさにそんな状態でした。

しかし、ファネルについて集中的に学んでいく中で、そんな状態を解決する方法に気づきました。

それが、「理想のお客様」「目標」を具体的にすること。ファネルを作る前に、まずこの2つをしっかり考えておくことが大事です。これから、その理由を説明していきます。

1. 理想のお客様像づくり! 「誰に届けたいか」を考えてみよう

「誰にでも喜んでもらいたい」「みんなに届けたい」という気持ちは、よくわかります。

でも、「誰にでも」と思って商品やサービスを届けようとすると、お客様層が広すぎて、本当に届けたい人にメッセージが届きにくくなってしまいます。

そこで、本当に届けたいお客様はどんな人なのか、具体的にイメージすることが大切になります。

例えば、「オンラインヨガ教室」への集客を考えてみましょう。
どんなお客様に届けたいか想像を膨らませて、一例として「田中梨沙さん」という理想のお客様像を作ってみました。

・氏名:田中梨沙(たなかりさ)
・年齢:35歳
・仕事:会社員(経理部門管理者)
・家族:旦那様、お子様2人(5歳と3歳)
・住まい:東京都内
・収入:年収600万円
・趣味:ヨガ、読書
・悩み:仕事、家事に多忙で運動不足、ストレス、時間がない
・大切にしていること:健康、美容、家族との時間
・情報収集:インスタグラム、ヨガ関連のブログ
・探していること:自宅で手軽にできるヨガ教室、他の方の体験談や評価

いかがでしたか?このように、お客様の名前、年齢、ライフスタイルまで想像してみることで、お客様がどんなことに悩み、どんな情報を求めているのか、よりリアルにイメージできたのではないでしょうか。

理想のお客様像を作ることで、こんな良いことがあります。

  • お客様に本当に必要な情報がわかる: お客様のニーズに合った情報を発信できるようになり、より喜ばれる情報をお届けできます。

  • お客様と「どこで出会えるか」がわかる: お客様が普段利用するSNSやメディアが見えてくるので、効果のある情報発信ができます。

  • お客様の心に響く言葉が見つかる: お客様の気持ちに寄り添った言葉遣いや表現ができるようになり、共感を呼び、行動を促しやすくなります。

ただし、お客様像を作る際にこんな点に注意してください。

  • 思い込みで決めない: 実際のアンケートやお客様の声に耳を傾け、リアルな情報を参考にしましょう。

  • 最初から完璧を求めすぎない: まずは一人の理想のお客様像を作り、必要に応じて徐々に修正していくのがおすすめです。

  • お客様像は変化する: 市場やお客様のニーズは変化するので、定期的に見直しましょう。

2.とにかく目標づくり! 「何を達成したいか」を考えてみよう

「売上を増やしたい」「お客様をたくさん集めたい」もちろん、最終的にはそうしたいですよね。

ただ、ファネルを作る前に考える目標は、売上のようなものよりも、 まずは、より多くの方に「知ってもらう」、「興味を持ってもらう」 ことにフォーカスすることが大切です。

なぜなら、いきなり「オンラインヨガ教室に入会してください」と伝えても、まだあなたのことを知らない 田中梨沙さんのようなお客様には、響きにくいからです。

そこで、まずは、理想のお客様に「知ってもらい」「興味を持ってもらう」 ための目標を立ててみましょう。

例えば、こんな目標はいかがでしょうか?

  • 1ヶ月以内に、オンラインヨガ教室のインスタグラムアカウントのフォロワーを100人増やす

  • 2ヶ月以内に、ヨガ関連のお悩み解決ブログ記事へのアクセス数を20%増やす

  • 3ヶ月以内に、無料オンライン体験ヨガへの参加者を30人獲得する

  • 1ヶ月以内に、ヨガ初心者向けのお役立ち資料のダウンロード数を50件にする

これらの目標であれば、ファネルの初期段階である「知ってもらう」や「興味を持ってもらう」を広げることに繋がり、無理なく行えるのではないでしょうか。

そして、 これらの目標は、1章でイメージした理想のお客様「田中梨沙さん」 の情報収集チャネルや悩みを基に考えられています。田中梨沙さんが 普段利用するインスタグラム、ブログ、興味を持ちそうな無料体験や資料といった接点から、関係性を作ろうとしているのです。

目標を具体的にすることで、こんな良いことがあります。

  • やる気が続きやすい: 目標達成に向けて、日々の活動を実感しやすく、次も頑張ろう!という前向きな気持ち に繋がりやすくなります。

  • 進め方が見えてくる: 目標を達成するために、どのSNSで情報発信するか、どんなブログ記事を書くかなど、これからするべきプランを立てやすくなります。

  • 成果がわかりやすい: フォロワー数やアクセス数など、数値で測れるため、評価や改善に繋げやすくなります。

  • 無駄な作業に気付く: 目標達成に直接繋がらない 、例えば、理想のお客様が利用しないSNSに力を入れてしまうなどの無駄がなくなり、するべきことに集中できます。

ただし、目標を決めるとき、こんなことに注意してください。

  • 高すぎる目標にしない: ちょっと頑張れば達成できるくらいのレベルにするのがおすすめです。なぜなら、「できた!」という成功体験が、次も頑張る力になるからです。

  • お客様像に響く目標にする: 目標を作るときは、理想のお客様がどんなことに興味があって、どこで情報を探すかを思い出してみましょう。 興味を持ちそうな目標にすることで、集客が高まります。

  • いつまでにするか決める: 目標を作ったら、「いつまでに達成するか」の期限 を必ず決めましょう。 期限がないと、先延ばしにしてしまいがちです。 期限を決めることで、「よし、頑張ろう!」と計画的に行動できるようになります。

3.まとめ

ファネルづくりの最初の一歩として、具体的な「目標づくり」と「理想のお客様像づくり」が大切です。

この2つをしっかり考えることで、お客様に対して、「知ってもらい」「興味を持ってもらう」効果的な情報を発信できるようになります。そして、ファネルづくりの全体像が見えてきます。

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