地下神殿への小旅行。埼玉・春日部

地下神殿が埼玉にあるらしい…

そんな話を聞いてから、ずっと行きたいと思っていた場所がありました。

それが、埼玉県の春日部にある「首都圏外郭放水路」。通称・地下神殿。

大雨などで、小さな川が氾濫しそうになったときに、地下トンネルを通して水を江戸川に流すという仕組み。
その地下部分の貯水槽が、まるで地下神殿みたいらしいのです。

その以前から行きたかった場所に、ようやく行ってきました！

地上から116段の階段を降りていくと、徐々に空気がひんやりとしてきて、まるで鍾乳洞に入ったときのような感じ。

そして、目の前に現れたのは…

じゃん！

高さ18mの巨大水槽

湿度が高く、ヒンヤリとした無機質な空間。

さっきまでの、真夏の蒸し暑さとは別世界。
というか、ファンタジーかSFの世界です。思わず、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の地下坑道モリアを思い出しました。

実際に、アーティストのMVや映画の撮影にもたくさん使われているみたいです！

奥の明るいところが第1立坑

小さな川から集まってきた水が、この第1立坑から地下神殿へと流れ込みます。

天井を見上げると、首が痛くなるくらい

1時間弱のツアーは、あっという間に終わりました。

今回は、地下神殿コースに参加したのですが、他に3種類のコースがあります。地下神殿の他に、立坑やプロペラをじっくりみられるコースです。そっちのコースも面白そう！

電車とバスで行くには、少しアクセスが悪めです。特に、最寄り駅からのバスは本数が少ないです。最寄り駅からは、タクシーを使った方がいいかもしれません。

車で行くなら、近くに道の駅もあるので周辺もいろいろ楽しめそうです！

以上、夏の小旅行記でした！