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【育児】『子育てがつらい』と言ったら…育児がうまく回りだした話

こんにちは、キャパ小さめ主婦の かかまい です。
体調不良の次女が夜中に何度も泣いて起きるので眠いです。と思っていたら、長女も鼻づまりで泣いています。
全世界の子育て中のみなさん、誰にも邪魔されず睡眠をむさぼる日が待ち遠しいですね。
でもその時は、寂しさが勝るんでしょうか…

質問です。
『子育てがつらい』と思ったことはありますか?
そして、それを声に出して言ったことはありますか?
全員思っている前提で話を進めます(笑)
私には3歳と1歳の娘がいます。長女の産後、かなり早い段階で感じたこの気持ちを、なかなか口に出すことが出来ませんでした。そして次女が生まれ、平日のワンオペ育児が始まった途端キャパオーバー!!

『つらい!助けてほしい!』
一人目の産後から2年経ち、ついに出たこの言葉。
あぁ、言ってしまった… なんて後悔する間もなく、びっくりするくらい気持ちが軽くなり、出てくる出てくるたくさんの味方とヘルプの嵐。
想像してたんと違う!!(笑)

こんなことならもっと早く言えばよかった…
他人の気持ちはわかりませんよね。
今、隣に居てくれる夫の気持ちも本当のところはわかりません。当然、夫だって私の気持ちはわからないのです。
じゃあ、もっと早く『たすけて』『協力して』って言えばよかった。
ただそれだけだったんです。

大前提として、私が娘たちを心から愛し大切に思っていることをご理解の上、この先を読み進めて頂けると幸いです。



我が家は、結婚して長女を授かれるまで約5年かかりました。
流産、子宮頸部異形成(軽度異形成)、子宮内膜ポリープ切除…
山あり谷ありでやっと授かった命にも関わらず、母はキャパオーバーでヘルプを出しまくりの日々です(笑)
ちなみに悲しい思いも、痛い思いも数多く経験したこの時期のことは、今後noteに公開する予定です。


■『母親だから』という呪い

時間もお金もかかって、ついにやって来てくれた我が子。
可愛いです。そりゃ可愛いんですが、人間を育てるのって、ほんっとーーーーーに大変!!
待ち望んだ我が子の誕生なので、安易に『子育てがつらい』だなんて言えません。
だって私、母親なので。
母親が育児の弱音を吐くのって、いけないことだと思いますか?
私は全く思いません。
でも、自分が母親になった当初『つらい』というこの気持ちは、そもそも抱いてはいけないもの、墓場まで持っていかなければならないもの、ある種の呪いのように感じていました。

母親だからしっかりしないと。
母親だから出来て当然。

この呪い、結構多くの方が感じているのではないでしょうか。この呪いにことごとく邪魔をされ、助けてくる人はたくさんいるのに、常に孤独と戦っているような気分でした。

■『子育てがつらい』と感じる内容や頻度は人それぞれ(かかまいの場合)

つらい・つらくないの境界線は夫婦でも、友人同士でも、親子でもみんな違いますよね。誰かがつらいと言ったことに対して、誰もそれを否定することはできないし、するべきではないと思っています。

私が育児の中でつらいと感じることは、自分が不得意とすること。
主に子どもと一緒に遊ぶことです。そこ!?めっちゃ大事やん!!という部分かもしれませんが、人形遊びは5分もたたずに飽きます。
姉妹げんかの仲裁もダメです。3歳と1歳に『自分たちで解決して』と言いたくなるレベルで(笑)
子どものペースを待つのも苦しいですね。『はやくして』と言いたくなります。母親のダメっぷりを披露してしまい恥ずかしいのですが、他の部分でカバーできるよう日々精進しております…

つまり、私が『子育てがつらい』と感じるのは、毎日の生活の中で何度もということになりますね(笑)

みなさんはどうでしょうか?


■育児がうまく回り始める

私が『子育てがつらい』宣言を最初にしたのは、いわゆるママ友でした。
意を決して発した言葉でしたが、返ってきたのは『ほんと、毎日頑張ってて私たちえらいわ~』でした。拍子抜け。呪いとは………??

そして次に伝えたのは、ほぼ毎日利用している、子育て支援センターの先生(保育士)。『言ったらちょっと楽になるでしょ~』そこでも全肯定。
あぁ、やっぱり言ってもいいのか(笑)

すると、次は情報が集まってきました。
駐車場が広めの公園、雨の日でも遊べる遊戯室、給食付きの預かり保育、まだ空きのある未就園児クラス… 他にもたくさん。
困っているのを伝えたからこそ得られた情報でした。
夫の出張不在が多い我が家、子どもが風邪をひいて買い物に行けないときは、ママ友が家の玄関に食べ物を届けてくれることになっています。

あんなに孤独を感じていたのに、つらかったのに…
なんてうまいこと回りだすのかしら(笑)

ラスボス的に言えなかったのは、大好きな夫。
この人にだけは言えない、言いたくない。
母親として失格だと思われたくない、子どもを任せられないと思われたくない、失望されたくないと思っていました。
冷静に考えると、いつだって一番の味方は夫なので、そんなことありえないのですが…
これが育児疲れだったのか?
かかまいのブラック子育て期のマインドです。
会話は多い夫婦です。今までの子育ても夫婦二人三脚で、常に一緒に歩んできました。でも心の奥底のどす黒い部分は言えなくて…という部分を伝えると、はい。やっぱり受け入れてくれる器の人でした(笑)


■世間は意外とやさしさに溢れている

私が困っているということは、多かれ少なかれ他の親たちも困っているということですよね。これは私が今までに利用したサービスの一部ですが、世の中には結構頼れるサービスがあるものですね。

【無料】
・子育て支援センター
【有料】
・預かり保育
・ファミリーサポート
・幼稚園の未就園児クラス
・子育てサークル

その他にも助産院での産後ケア、ベビーシッター、家事代行など、育児そのものの手助けや、親自身のケアや家事のサポートをお願いしたりと、利用できるものが数多くあります。

周りの力を借りて、自分も子どもも幸せなら、使わない手はないでしょう。


■最後に

長女が1歳になる前からお世話になっている先生より素敵なメッセージを頂きました。
『ママのステキなところは、子育てのつらさを話せるところなんだよ。これからも辛い時は辛い、クソーーーーー!って思ってもいい。ママらしく居よう』
キャパ小さくて恥ずかしいな、みんなもっと頑張って見えるなって思ってたけど、見せてないだけ、言わない・言えないだけなのかな、と今は思えます。

我が家は今年の4月から夫の転勤が確定しており、単身赴任することに決めています。
だが、しかーし!
必要なヘルプを言い出せるようになった今ならなんとか、この状況を乗り越えられると思っています。

呪いに苦しめられているお母さん・お父さんたちが、少しでも肩の荷をおろして、ご機嫌に子育て出来る時間が増えると嬉しいです。

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