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日本刀と未来展

現在、お台場で行われている「刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展」に少し前に行ってきた。

この催しは題名にある通り、刀剣乱舞のキャラが日本刀について思う存分、教えてくれるものである。

入った直後から馴染みのあるキャラクター達が、随所にいて、初めからワクワク感が高まる。
お気に入りのキャラクターを探しながら奥へと進んで行くと、自然と日本刀の事が勉強出来るという、夏休みの自由研究にピッタリのものであった。

具体的にはどういうものかというと、
玉鋼から刀になるまでの作刀をバーチャルで経験できたり、刀の鑑賞、手入れのやり方や、大太刀の重さを体験したりする。
刀の振り方を加州清光が教えてくれ、刀剣男士の仲間入りができるコーナーなど盛りだくさんの展示だった。

中でも、私が1番見たかったのは「今剣」だ。
今は書物の中でしか語られない今剣を現代に蘇らせようというものである。

結論からいうと、展示スペースに入った瞬間に涙が溢れる。

《以下ネタバレ》


まず、最初に今剣の声で刀についての説明が流れる。その声の中、偲今剣を見ることになる。
この演出がにくい…。
その後、刀工の方の作刀の感想があるのだが、どのような「今剣」にするのか考え抜いて、出来上がるまでを物語ってくれている。
このパネルを見逃すことなく「偲今剣」を堪能して頂きたい!

現代の今剣は地鉄と直刃のとても綺麗な可愛らしい刀であった。キャラのイメージとあっているなと感じた。

私の行った時は、とても賑わっていたが、どのスペースも見逃す事のできない、全方向に楽しい催しであった。

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