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啓発活動を通じて感じたファストファッション問題の壁と可能性
私の啓発活動の一環として、千葉県木更津市のKISARAZU CONCEPT STOREを訪れた後、そこで得た情報を基に啓発用資料を作成しました。この資料は学校内や地域のコミュニティセンターに掲示したり、『note』に記事を投稿することで広めることを目指しました。さらに、アンケートを実施し、活動の効果を測定する取り組みも行いました。
活動を通じて嬉しかったのは、アンケート結果で約3分の2の人が「ファストファッションの問題に興味を持った」と回答してくれたことです。「初めてこの問題について知った」という声や、「自分もできることを始めたい」というコメントは、私にとって大きな励みとなりました。
一方で、約3分の1の人は「興味を持てなかった」と答えています。この結果を受けて、自分の資料の作り方や伝え方に改良の余地があると感じました。例えば、問題の深刻さをより視覚的に伝えるため、次回はインフォグラフィックやグラフを活用したデザインを取り入れる予定です。また、「持続可能なファッション」へのアクションを具体的に提案し、読者が実践しやすい内容にすることも課題だと気づきました。
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啓発活動を通じて最も強く感じたのは、「知ること」の重要性です。私たちは日々、たくさんの情報に触れていますが、そこから一歩進んで行動に移すことが難しい場合もあります。その壁を乗り越えるには、情報が「共感」を呼び、「自分事」として受け止められることが必要だと感じました。
次回の活動では、オンライン発信とポスター掲示などのオフライン活動(講演会や発表会など)を組み合わせることで、さらに多くの人々に働きかけることを目指します。この取り組みを通じて、少しでも多くの人がファストファッション問題に目を向け、持続可能な未来への第一歩を踏み出してくれることを願っています。
この記事を読んでくれている方々にもぜひ、「ファストファッションの問題」に興味を持ってほしいです。
次の記事では、プロジェクト全体を振り返り、これからの展望についてお話しします。引き続きお楽しみに!