見出し画像

【雑記】仕事より自分を優先して病院に行ったら、人生初の手術を受けることになった話

「体調が気になるけれど、仕事が忙しくて病院に行けない」
そんな真面目な会社員の方、多いと思います。

私がいた人材紹介業も、行動量(業務時間)の多さが売上につながるので、仕事を休みにくいと感じていました。
特に女性の場合、婦人科は混むし、タイミングを読まなきゃいけないし、なんとなく壁もあるし、通院しにくいと感じているかもしれません。

でも会社に遠慮して騙し騙し働いても、体を壊してパフォーマンスが上がらなければ、会社は評価してくれません。
自分の健康(とパフォーマンス)は自分で守るしかないのです。

今日はそれを実感したエピソードとして、私が体調に違和感を持って婦人科を受診したら、手術することになった話を書きたいと思います。
前半は、私が受診の重要性を感じた話を、後半は有料にさせていただき、もう少し詳しく体調に関する概要と月経対策の話を書きます。
少しセンシティブな内容も含まれますが、悩む女性の一助になればと思い、思い切って書いてみます。

なお、10/18〜19にXを休んでいたのはこの手術入院のためでした。
1時間程度の手術は成功し、予後も良いのでご安心ください。

手術の翌朝。6時に起こされたので日の出をパシャリ。

きっかけは同僚の一言

まだ前職にいた時のこと。
同年代の同僚との雑談中、同僚の持病が再発してリモートワークを増やしたという話を聞きました。続けて、こんな言葉をもらいました。

会社は私たちの健康を守ってくれない。体調に違和感があったらちゃんと病院に行くべき!

この同僚の言葉と状況にドキッとしました。
なぜなら、この時の私も婦人科領域で体調に違和感があったからです。

仕事を休むのは躊躇われましたが、少し悩んだ末、健康を優先しようと思い近所の婦人科に行きました。
診察の結果、総合病院での精密検査を提案され、紹介状をいただきました。
主治医のフラグ通り(!?)、総合病院で子宮に小さなポリープ(良性)が見つかり、摘出手術を提案されました。

日常生活は送れる程度の違和感が、まさか手術事案になると思わず、心の準備と家族会議のため、いったん保留に。
とはいえ必要なら仕方ない、ということで、10月18日に子宮鏡下手術(内視鏡手術の一種)を受けてきました。

※ちなみに近所の婦人科から総合病院に切り替えるあたりで退職し個人事業主になっていますが、通院は全く関係ありません

まとめと課題

というわけで、同僚の言葉をきっかけに受診したことで、早期発見・早期治療ができました。
目の前の仕事がどうしても気になりますが、会社で高いパフォーマンスを発揮するためにも、自身のQOLを上げるためにも、長い目で見れば通院の優先度を上げた方が良いと感じた出来事でした。

特に女性の婦人科領域は、主治医曰く、「婦人科は、本人にとって”当たり前”だと思って病気に気づかないこともある」らしいので、違和感や生活のしづらさがあれば病院で相談してみてください。

ただ、通院を重ねる中で仕事と通院の両立の難しさを感じました。
病院では予約をしても診察の待ち時間や診察内容が見通せず、仕事の中抜けを使うにしても、スケジュールが立てにくかったです。
また仕事でも、体調不良、特に婦人科疾患を男性上司に伝えるのはハードルが高いと感じました(私は言う前に退職しましたが)。

上司は医者ではないので病気への理解も浅いでしょうし、もっと重篤で長期通院している方は本当に大変だと思います。
企業側は、仕事を気にせず通院ができる体制を整える必要があると同時に、病院側も通院患者がスケジュールを立てやすくなる配慮をしてほしいなぁと思いました。
そんな思いから、両立支援コーディネーターにちょっと興味が出てきたり。

さて、ここからは有料にさせていただき、今回の経緯についてもう少し書きたいと思います。
私が実践している月経時の体調不良を緩和するコツも書いているので、婦人科系に不安がある方やその周囲の方の参考になれば幸いです。

ここから先は

1,595字 / 1画像

¥ 500