最近の気になるインソールの独り言

リハビリ業界でインソールと言えば「入谷式」なのですが、すごく主観的で難しい分野でもあります。

インソールを削るのですが、1mm単位で削ります。すごく繊細！！

私みたいな不器用には真似できない世界観です。

そうゆう職人さんの世界観凄い憧れます！

そして私の美学的にはサイコーに素敵に思う部類です！

そんな不器用療法士ですが、インソール自体はやっぱり気になります。
私としては硬い強制インソールも絶対必要だと思うのですが、自分の足の力を鍛えるインソールをまずは試して欲しいと思うところが少しだけあります。

今の70、80代の足の骨格ってしっかりしてます。戦争を経験し、野山を駆け回り、過ごしてきた素晴らしい方が私のクライアントさんはたまたま多かったのがあると思いますが。
なので、力は使い切ったら強制していいなと思うんですが、私が出会う若い人はまず踵が柔らかかったり、扁平足が多かったりして足を育てる機会が少なかったのかなと思うことが多いです。

と言う訳で！！

今回は気になるインソールとして、治療用の硬いインソールでは無く、自分で鍛える為のインソールを少し調べてみました。

では行ってみましょー！

BMZのアシトレ　¥2,500

一般的なシューズはつまづきを少なくするために「かかとで着地し、つま先で蹴り出すあおり運動」をスムーズにするよう設計されています。
このインソールは足の指が上を向き、浮いてしまう「浮き指」状態になっている人用のインソールです。
浮き指の状態では、足の指の筋肉がうまく使えていないのでそれを改善目的に作られています。

珍しいのが②キュボイドサポート（「立方骨」を支え）と③カルケニアスパッド（立方骨＋踵骨前部を支えアーチをサポート）がついているところです。
靴の中でも前方へ少し荷重を持っていく形にするので、足指が使える形にはなるんでしょうね！
②キュボイドサポートなんですが、インソールは割と内側縦アーチを上げたくなるのが多いのですが、外側縦アーチのトップでにある「立方骨」を支えるように設計されています。
きっと動きやすくなりるんでしょうね！

①のパッドがついてるのは前に滑りすぎて摩擦抵抗が減るようにでしょうか？
「浮き指」は解消すると思うのでいいなーとも思うのですが、元々重心が前荷重の人もいるので浮き指の人だけ使って頂けたらいいなーとただ踵の高さが高い靴を履いてる人は増長させるのでなんでも入れればいいよーと言う訳ではないと思います。

履いて試してみたいですね！

3Dインソール　2,938円

クラウドファンディングに出ている3Dインソールなぜ気になっているかと言うと粒々があってへこたれないから！！

私の気になる理由は置いといて3Dインソールの目的は下記だそうです。

①足裏にかかる圧力を和らげると同時に、適度な反発力があなたの足をしっかりサポートします
②エアセルがあなたの足裏を気持ちよく刺激するので、筋肉の疲れをとり、血行を良くします
③三層構造の独自技術で高い通気性を確保、靴の中の気になる蒸れや臭いを防ぎます

マッサージ効果を謳ってるので、むくみやすい女性は良さそうですね！

なんで粒々にこだわるかと言うと下記の文献内容を試したいから＾＾

着用者に歩き方を教える履物の提案—高齢者に安全な歩行を『知覚・学習させる』履物—

簡単に言うと
「カカトの中心から地面について親ゆびで地面を蹴るイメージで歩いてねー」と絵と言葉を使って説明した場合よりも、知覚入力インソール（直径3ミリほどのビーズを中敷きの上に貼りそのビーズ部分を意識して体重をかけて歩く）をつかい歩いてもらうと、うまく内容が伝わると言うことなんですがビーズは痛そう。。なのでこのくらいの刺激は入力出来るのかな？とワクワクするところです。
履いた人に歩行練習したいなーと思うところでした！
皆さんも気になるインソールぜひ教えてください！