『足の番人』と言う変わった名前の一般社団法人ができるまで
足の番人?変わった名前の団体だね
このコメントすっごく頂きます!
創りたいコミュニティが「足を守る人たちだから」と言うのは多分にあると思うんですが、なんでも英語じゃなくていいと思うんです。なんでもかんでも英語にしたがるのが多すぎないかな、と思う時があります。
日本語って象形文字から出来ているものだから、見てインパクトがあって、書いて自覚出来て、やるべき事がハッキリしてる名前って素晴らしいんじゃないかと思うんです。
と言いつつもスタッフTシャツのデザインとか任されたら漢字のままはデザインとして起用しようとは思わないんですけどね(^ ^)
ではなんでこのプロジェクトが始まったのかお話ししたいと思います。
はじまり、はじまりー!!
最初は世田谷フットプロジェクト
最初は足の専門病院のプロジェクトに加わっている形と言う自覚だけで、いいことしてるから社会的にいいこと起こるといいなーと言う、全くの他力本願でした。特に何か強く想いがあってお手伝いをしようとは思っていませんでした。正直目の前にいるクラインアントが一番大事でそのパフォーマンスが削られるのは辛いなぁっと思うタイプが私です。。
社団法人にする前はまず下北沢病院の菊池守先生がプロジェクトとして、キックオフしてくださり、しかも!!菊池先生が助成金を取ってくれた形で始まりました。なのでプロジェクトのローンチまでは勝手に進んでいたわけですね!とっても感謝です!
このプロジェクトで共感した部分は、足を守ることは健康を守ること。と言う事。
私の臨床の信条として、いつまでも歩いて、あるがままの自分で、やりたい事を出来る体であって欲しいと思いながら臨床に挑んでいたので、気持ちの変化もあったと思います。
みんなの足を地域皆で守ること
足を診て守れる人を育てることを通じて、地域の中で足をチェックする機会を増やし、より多くの人の足を守ろう!じゃあまずは何やるの?となった時にまず無料のセミナーを実施しました。
足を見せるってってなかなか恥ずかしですよね。
「汚いから」「臭いから」と見せてくれないことが多いのもハードルですが、足が外反母趾だったり、内反小趾だったりしても、「これは生まれた時から!」なんて言われちゃう事多いんですよね。
足の骨格は遺伝性の場合もあるので、生まれた時から!がない事は無いですが、「もったいないな。」とはおもいます。
まずは足の状態がこれで当たり前じゃ無いよー!!と理解して欲しかったので、「危ない足を見つけよう」と言うセミナーから始まりました。
目の前のクライアントの足を、地域の皆で守る!と言うのは医療機関としてはありがたい事でしょうし、民間の事業をされている皆様には困った時、医療従事者と繋がっていると思って頂けるのは、とっても嬉しい事ですね(^ ^)
繫がれて安心できるなと思って頂けたら感無量です。
結果、無料セミナーは1年間で400名以上の皆様が受けてくださりました。
足業界は始まったばかり
看護師の皆さんや医療職のコメディカルでさえ、足病医の存在を知らない方が多いんではないでしょうか?
まだまだ足業界は始まったばかりです。アメリカの足病医の資格を取ってきても日本では足病医と名乗れないでしょうし、日本の足病医はやはり日本のドクター資格が必要だと思うので、これから日本のドクター達が足に注目して、色々広がるんでしょうね!
広がって行く領域としては、ドクターはもちろんですが、街中の靴屋さんに学んで欲しいフットウエア、看護師さんやフットセラピストさんが得意なフットケア、足を育てる運動はリハビリ、足の機能を上げてくれる整体師さん達。地域連携考えるとキリがない所なのですが、本当にたくさんあり過ぎるくらいあります(^ ^)
なにより足業界は学会や協会はたくさんあるのに、専門医療機関が少なかったので安全性の担保された事を学び・実践していく場を作って行けるのは、素晴らしい事だなと思います。
まだまだブルーオーシャン領域なのでこれから増えると思いますが、頑張ってる皆さんの応援団になれたら良いな!といつも思っています。
私自身はすっごく凡人なので、キラキラした人材ではないのですが、キラキラした人を見るのは好きなので、皆さんのお手伝いを出来るように、また、私の様にキラキラ系じゃなくても、泥臭くやれる事やっていきましょう。足を勉強することは健康を守ることに繋がる近道です。
一緒に勉強しましょう(^ ^)
「個」×「個」=強いチーム
理事の皆さん本当に凄い人達ばかりですよ。個人的にはリハビリ業界のスーパーサイヤ人みたいな方達とは勉強会で会ってきましたが、その先生達はとっても良い意味でマニアックです(マニアックな人好きです!!)
ただ理事の人達は、病院の機能を離れたところでのスーパースターの人達だと思います。ビジネスとしての視点もとても勉強になります。いかに分かりやすく、誰でもわかるように、誰でも出来るようにコンテンツを作り、足を運んで貰いやすいように皆さん一人一人と関わっていくか。地域を巻き込むってコレが大事ですよね。
いかに継続出来るモデルを作成するかというのはプロジェクトを運営していくのにとても大切な事なので、「いかに分かりやすく、誰でもわかるように、誰でも出来るように」をテーマに色々アドバイスを頂けたら嬉しいです。
知識より、行動と情熱を
正直な話私は、足の知識は作業療法士としては「割と知ってる人レベル」で、理学療法レベルでは「多少知ってるね」くらいの知識だと思います。
ドラクエなら、ぶちスライムは倒せる程度で、すっごくスペシャリストと言うわけではなく、興味はあるもののリハビリ業界ではレッドオーシャン的な分野である「足部」を突き詰めようとは思っていませんでした。(リハビリの業界では入谷先生と言う足のレジェンドの先生がおり、足分野はとっても盛んです)
でも、知っちゃったんです現実を。
かなりの人が足を切断しているんです。。
しかも小指とかを切る小切断ではなくて、大切断と言われる義肢・装具適用の方が年1万人もいらっしゃいます。リハビリでは、機能は回復できても、無くした体をとりもどせるわけでは無いので、現実として、すごく悲しいなと切実に思ました。
いかに皆さんこの状況を知ってもらって、仲間を作るかが大事だなと思っています。
当たり前だけど続ける力
プロジェクトを続けていくに当たって、社会的なインパクトがすっごくある事をしているかと問われるとどうかな?と思います。
すごくマスに対する影響が強いプロジェクトという意味では、fincさんみたいに、AIを使用し、汎用性の高いプロジェクトをした方が良いのかな?と思うのですが、アナログに泥臭く、特化した部位の事を少人数に知ってもらう事もソーシャルにはプラスだよね!とは思うのです!
コンテンツ事業って地味だけどリアルな場がある事によって、すごくやる気のある看護婦さんやセラピストさんに会えると喜びがあります!
ここから、いかにビジネスモデルの変容を時流に沿って、持っていくのかは考えどころですね。これからだなと思います。こんな事して欲しいと言う事があったらお気軽におこかけください。
広報頑張らなきゃ!現在の状態を購買モデルでまとめてみる
購買モデルのAISASでいうところの現在は
A(Attenstion): 認知・注意: ターゲットのプラットフォーム作りが必要、今の状況は主に認知は口コミ力のみ、もう少し拡散が必要。
I(interest): 興味・関心 : ターゲットが決まってるのでココは比較的やりやすい。
S(Search): 検索: 現在SNSをほぼやっていないので流入が少ない。まだまだやるべきことはありますね。あとはメディアをもっと使わないとですね!
A(Action): 行動: 行動に持っていく導線としてまだ世田谷区で止まっている印象はあるので、足病医のいないアジア圏に広げていく試みは必要。
S(Share): 共有: 口コミ力があるのですごいなぁと本当におもいます。SNSでもシェアが広がるとより良い。Search, Shareがインターネットに適用した要素を持つとより、良し!
興味関心を持てば、ググる。セミナーを受けた後、共感を呼べば、SNSで共有することもある。この共有が他者の認知になる!という事で広報頑張ります!
今後の野望と動き
野望としては、世田谷区のビジョンプランは「親と子の健康づくり」「女性の健康づくり」「思春期の健康づくり」「口と歯の健康づくり」「健康長寿の促進」と5本柱で元々あるのですがそこに
「足から支える健康づくり」を加えてもらいたい
と言う事です。この野望は叶うかどうか分かりませんが、足の病気が当たり前になっている人たちにまずは知ってもらいたいです。
その為に、地域の主なフットセラピストさんや地域包括の方、看護師、リハビリ、ドクター等が集まり、世田谷区を足の聖地に!!と息込んでおります。
今後の動き〜10月に足の番人サミットやるってよ!〜
10月に100名規模のイベント、足の番人サミットを開催予定です。
これだけ有名な足病医が集まる事はありません!100名規模でこれからのフットケア業界についての会議もする予定です。
興味を持って下さった方は、まず今日、お風呂に入ったら自分の足を見ることから始めてみてくださいね!足が臭い方は爪の間の角質をとるだけでも匂いが取れますよ。
世田谷を足の聖地に!!と言う勢いで今後も頑張っていきたいと思います。
ここから先は
足 丸ごとマガジン!
一番お買い得!!足の知識全てのまとめです! ここに全ての知識をまとめました。 ご活用くださいませー(^ ^)
お気持ちだけで十分です。そのお金をご両親の靴を買うことや身近な人や自分へのプレゼントに使ってくださいね(^ ^) 心ある方々がの活動を支援してくださった場合には、いつもお世話になっている皆さまに1杯奢ります。足の番人で宇佐美と握手!!