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ドレスリメイクご相談《後半》+年末クローゼットチェックレポート!

Fashion Attendant のユキです!

2020年10月半ば頃、ドレス3着のリメイクのご相談を承りました。

あれから約2ヶ月の時間を頂き、いよいよリメイクしたドレスの受け渡し…

なぜ承ることになったのかは”ドレスのリメイクご相談!《前半》”を参考にしていただき、今回はドレス受け渡しまでの《後半》をお届け致します!

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では早速、わたしがどんな作業をしたか順番にお伝えします!

①イメージデザインとドレスのすり合わせ

前半のカフェでの打ち合わせとオカダヤでの生地選びを経て、実際そのイメージデザインが可能なのかをドレスの縫製やパターンをみながらチェックし、不可能なところは修正していきます。

ただし、Kさんと話し合ったことから大きくイメージがずれないようにすることが大切です。

そしてなによりも、ピアノ演奏中に着られることが最優先です。

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※前回打ち合わせたイメージデザインを元に、生地とドレスのバランスを考える。↑

画像5 ※ピン打ち、仮縫いでイメージをリアルに近付ける

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②必要なパターンを作る

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イメージを形にするため、存在しないパターンを作ることもあります。

③縫い目をほどく&組み合わせていく

元の縫い目をほどいたり、不要な部分を切り取り、ベースを整えます。
さ形にしたいように移動させたり縫い合わせたり、さらに新しいパーツを組み合わせたりを繰り返します。

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④完成

③の工程を繰り返し、それぞれのドレスが少しずつイメージに近付きます。

今回は3着のドレス(青、赤、緑)が完成しました。

【青のドレス】

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元々はキャミソールのマーメイドドレスでした。
傷痕を隠せるようブルーの生地をドレスに加え、ストール付のドレスにしました。

着る人によっていろんな着方を楽しめるようストールは長いままにしています。例えば…

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Kさんは、こうなりました!

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アシンメトリーではなく、シンメトリー風にも着られますね!素敵です!

【赤のドレス】

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赤のドレスは、元のシンプルなドレス(写真真ん中)に付属で着られるようにしました。
それはドレスとしてだけではなく、お持ちのジャケットなどにも合わせて着られると思ったからです。

2パターンあるので、ひとつづつご紹介します。

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カラフルな花の刺繍が施されたレース生地はKさんとオカダヤを回った時にふと目に入った、2人のお気に入りの生地。

このワンショルダーのポンチョ風デザインはカフェでの打ち合わせの際にはアイデアがなかったことでしたが、生地選びの時に“こうしてみるのはどうでしょう?“と提案させて頂いた形です。

こちらもアシンメトリーでもシンメトリーでも着られるようにしました。

ショルダーの部分にはボタンとループを付けたので、演奏中にずれて落ちることはありませんのでご安心を。

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このデザインで悩んだのが、ポンチョをロングにするかどうか…。
けれど、Kさんは背が低めの小柄な方なのでロングだとイメージが重たくなってしまうため、ショートタイプにしました。

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こちらはブルーのネットタイプの生地を使ったトップスとのセットアップです。
赤と青の色の組み合わせが好みとのことで、Kさんがこのブルーを選ばれました。

花柄ポンチョとは全く違うハイファッションな印象に仕上がりました!

こちらはアシンメトリーのみの着方になりますが、ドレスに合わせるだけでなく、カジュアルな洋服と合わせて着るのもおすすめしたいです。
白無地Tシャツも、あっという間にモードな着こなしが完成しますよ!

【緑のドレス】

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↑こちらが元のデザインです。
それが、こうなりました。

じゃん!

↓↓↓↓

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クラシックなイメージはそのままに、よりラグジュアリーな印象へ変えました。

⑤試着&修正

完成したら、それで終わりではありません!

実際に着ていただき着づらい箇所や、丈や気になる部分を修正していきます。
(あくまでも修正なので、デザインの変更はできません。)

Kさんのご自宅までドレスを持って訪問させていただくことになり、いざ実食!!…ではなく

試着!!

Kさんの反応は…(ドキドキ。)

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////    120点!!   \\\\ 

わーーーー!!

これは嬉しいです。
作り手冥利に尽きる点数を頂けました!

全部試着していただき、今回は緑のドレスの袖と肩線、赤のドレスのブルートップスの袖丈の修正をすることになりました。

⑥お渡し(完了)

数日お時間を頂き修正し、後日発送。

ドレス到着後、もちろん試着していただき、「OK!」を頂いたので、これで完了です!!

終わりに

今回Kさんからは ”お伝えしたいことは伝えたので、お任せします!” という意見も頂いていたので、私なりに噛み砕いて製作に取りかかりました。(本当に寛大な方です…。笑)

わたしがアイデアを形にするうえで、いちばんお伝えしたかったことは可能性です。

諦めていたドレスの復活も然り、それだけでなく着る人自身の可能性を秘めているということです。

傷を隠すためのドレスであるけれど、それだけじゃない楽しみやポジティブなアイデアを形にできたらきっともっといいと思いました。

楽しんで着ていただけたら嬉しいですね。

お手伝いをさせていただきありがとうございました!


年末クローゼットチェック!

ドレスのお渡しのためにご自宅に伺わせて頂くのに加え、クローゼットチェックもさせていただくことになりました!

年末年始はみなさんもマイクローゼットが気になる時期ですよね。

Kさんのお悩みは、
買ったけど着方がよくわからないアイテムたちはどうすればいいの?
というご相談でした!

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・ベストコート
・ニットプリーツロングスカート
・アニマルミックス柄ミモレ丈スカート
・ボレロ風スリーブニット

などがクローゼットからピックアップ。

捨てたいわけではなく、“ 好きなのに着方がわからない “を解決すべく、この季節に合わせたコーディネートをご提案させていただきました。

◎ベストコート(ベージュ)+ボレロ風スリーブニット(ブルー)

= 袖あり異素材mixコート

袖がないなら袖を足す!笑
袖だけがあるってどういうことやねん…と思われますが、MAISON SPECIALのボレロニットカーディガン(※レポート前半参考)はわたしも気に入って購入しました。
これがかなり優秀なアイテムで、わたしはヘビロテしてます!!

Kさんにとっては使い方不明アイテムのひとつでもあったのですが、異素材mixの洋服が人気な今の時期にはわりと何にプラスしても◎

◎プリーツニットスカート(ブラック×カラー)
+ハイネックニット(ブラック)
+スカジャン(ブルー)

大人っぽいニットスカートに大人っぽいハイネックニットセーター…だけじゃつまらないので、スカジャンでハズします!

足元はスニーカーで動きやすくがベスト。

◎アニマルミックス柄ミモレ丈スカート
+セーター(無地ではっきりした色味)
+靴とバッグは色味素材を統一

Kさんお気に入りのアニマルミックス柄スカート。
好きな洋服があるってすごく素敵です。

このスカートはかなり上級者アイテムなので、合わせる洋服によって野暮ったくもなり、ただ派手なスタイリングになったりします。
なので、何を足して何を引くかが大切かなと思いました。

私が提案させていただいたのが、靴とバッグを揃えるということ。
レザーなら同色レザー、布なら同色布。 

色や素材が変わるだけで印象もガラッと変わりますよ!

さてそんなこんなで、このリメイクレポートはFashion AttendantのYouTubeでも取り上げて頂いてますので、ぜひそちらもチェックお願いします☆

余談ですが、毎日洋服を選ぶのって結構億劫になってしまう時ってありますよね…。
洋服好きなのになぁ…なんて思っちゃいますが、みんなそんな時あります!!!笑

季節の変わり目や、疲れてる時とかホルモンの乱れとか。

そんなときは頑張らなくていいように、” 迷ったらコレ ”を見つけておくと、とっても楽なのでおすすめです。

私は今時期は、ブラックの薄手ハイネックセーターとシルクデニムのストレートワンピースって決めてます。

そんな感じで、ゆるっとおしゃれを楽しみましょうね。

では!
Yukiでした!

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