はじめまして
「自分を好きになる」ファッションアドバイザーの川口香織と申します。
理学部出身、去年までIT企業のサラリーマンだった私が、なぜ、ファッションのお仕事を始めたのか、紹介します。
自分個人のホームページを作って、ブログを書いて、会社ではない自分の仕事をやる。そんなことが自分にできるのだろうか?そんなモヤモヤを抱えながらも、えいやっ!と、かなり思い切って、「自分を好きになるファッションアドバイス」を始めました。
■ファッションに興味を持ったきっかけ
私は理学部の出身です。大学時代の大半は白衣を着て、実験室で過ごしました。全くオシャレではなかったんです。芋っぽい女。そんな私を変えたのは結婚でした。プロポーズされて、結婚が決まった時に、「結婚式までにキレイになろう」と心に決め、メイク教室に通ってみたり、ファッション診断を受けたりしました。
■なぜファッションの仕事なのか
偶然受けたファッション診断は、想像よりも理論的でした。プロのスタイリストさんに服もコーディネートも全部決めてもらうのではなく、自分で選べるようになる。再現性がある。自分に似合うものを理論的に理解すれば、たとえセンスに自信がなくてもオシャレになれる。理学部出身の理系の私には、これがハマりました。
科学論文とは、再現性がないと認めてもらえないもの。私は、ファッションにおける再現性を創造したいのです。
■なぜ「自分を好きになるファッション」なのか
新卒から勤めていた会社を退職し、ファッションの仕事をスタートしたのが去年。新しい知識、お客様との出会いはとても楽しいものでした。けれど、元々オシャレに自信がない私は、ファッション業界の常識をなかなか受け入れることができず悩みや迷いもありました。
たとえば、「秋になったら真っ白など明るい色は着ない」など。その人に似合っているか、装いを楽しんでいるか、よりも、季節感が優先されてしまうことに違和感がありました。
そんな時、旅先でとある女性に出会いました。ハワイアンジュエリー作家のマリさんという女性です。外見も中身もとても自然体な素敵な女性です。その出会いで私は気が付きました。マリさんは、服がオシャレだから素敵に見えるのではない。自分自身の魅力を知り、それを愛し、自分を大好きな人だからだ、と。
前述の私の悩みは、この出会いにより吹っ飛びました。主役は服ではない、主役は装い手自身。それを実現するようなお手伝いをしたい。服を通じて、自分を好きになってもらいたい。だから、「自分を好きになるためのファッションアドバイス」を、私はやりたいのです。
ファッションやビジュアルのアドバイスをしています。単純に「あなたはこれが似合うよ」というご提案ではなく、なぜ似合うのか、何が似合うのか、何が似合わないのか、も含めて徹底的に分析したものをご提案しています。
理学部出身の私は、元来オシャレには疎くて、息を吸って吐くように分析する人です。それをファッションにも当てはめています。
私は、「お客様に似合うを提案する」ことや「オシャレになる」をゴールとしていません。ファッションの仕事なのに、変わっているでしょうか。
ただ「オシャレになりたい」人は、私以外のアドバイザーやコンサルタントに見てもらう方が良いです。
新しい服や着こなし方を通して、「自分をもっと好きになる」。それが私の目指すものです。そんなファッションのアドバイスをして行きたいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
よろしければサポートをお願いいたします。理系ファッションアドバイザーとして精進していくための研究費用として使わせていただきます。