ダサい理系オタクだった私が、ファッションの仕事にたどり着くまでの道のり①
「自分を好きになる」ファッションアドバイザーのKaoriです。
はじめましての方はこちらもご覧ください。
私が行うファッションアドバイスは、理論的な分析に基づくものです。洋服の要素を色・柄・形・素材・・・などなどと細かく分け、あなただけの「似合わせのコツ」をお伝えしています。理論的だからこそ、再現性が出てくる。
今ではこんなお仕事をしていますが、これまでの私はオシャレから遠い存在でした。なにせ、大学時代はいつも白衣を着ていたから。
今日は、どんなお仕事をしてるのか?ではなく、「私ってどんな人なのか」を書いていきます。
■白衣ばかり着ていたイギリス時代
2004 年ー 2010 年の間、私はイギリスに留学していました。イギリスの大学の専攻は化学。研究テーマはオゾン層破壊の化学反応※。なぜ実験中に白衣を着るかって、薬品が飛んできて危ないから。白衣は全身防護ではないので、白衣の下にも危険はある。オシャレしてる場合じゃなかったんです。
※こちらは昔私が書いた論文。なのに、今ではちんぷんかんぷん。研究から離れて10年。すっかり忘れた。
■Google でサラリーマンだった時代
2010 年、第二の祖国であるイギリスから帰国し、Google Japan (現 Google 合同会社)に就職しました。Google では、カスタマーサポートなど一般的なお仕事から、ネットに掲載される前の広告審査や YouTube の使い心地の市場調査など Google 特有の仕事など、幅広く経験できた。
研究室に入り浸りから、オフィスに入り浸る生活へシフト。貧乏学生時代とは変わって、値段も cm も高い靴が履けるようになった。けど、芋っぽさは依然として残る。
■ファッションに興味を持ったきっかけ
そんな私が美しくなることに興味を持ったきっかけは婚約です。
結婚式までに、もっとキレイな自分になりたい
それが私の切なる願いでした。婚約を機にメイク教室やファッション診断など、新たな世界の扉を叩いた。
この時は、自分がファッションの仕事をするようになるなんて、微塵も思って居なかった。ファッションを楽しいと思っても、会社を辞めてまでその仕事をしたいと思った背景はなんなのか。
次回に続く。