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清潔感の正体ーファッションとの関係

自分を好きになるための理系ファッションアドバイザー、Kaoriです。どちらかというと元はダサめの理系オタクIT企業を退職しファッションの仕事をしています
今日は「清潔感」について。

清潔感のある人がよい

多くの女性がパートナー選びの際に言うことです。プライベートだろうと、仕事だろうと、清潔感がある相手とは共に居て心地よいもの。

男性の考える清潔感と、女性のそれは違う

色々とヒアリングした結果はコレです。男性には女性が言う「清潔感」がわからないことが多い。では清潔感って何なのか。その正体に迫ります。

大きな誤解:清潔感=清潔

最初に大事な事を伝えます。

清潔感は清潔であることではない。清潔感≠清潔

えー!!なんでよ、わからない!!という人のために、これを背理法的に証明します。まず「清潔感=清潔である」と仮定すると、2つの矛盾があります。

矛盾① 不潔ではないのに、気持ちが悪いという人々
矛盾② たとえ泥だらけでも、清潔感が漂う人々

泣こうが喚こうが、こういう人たちは存在する。

「清潔感=清潔である」が正だとすると、存在自体が消される人達がいます。
 
赤ちゃんです。

清潔感のない赤ちゃんや幼児はいません。けど、親目線としては、彼らは、清潔とは言い難いです↓

ヨダレ、食べこぼし、食後のベタベタした手、鼻水、砂場遊びで砂まみれ

そう、子供って結構汚い。我が子を見ながらも、毎日そう思います。でも、彼らは清潔感に溢れています。ここで、清潔感≠清潔が成り立ちます。

では、清潔感とは何か。

追加の汚れが、中から発しなそう

体外からの汚れ:食べこぼし、油でベタベタしてる手、砂
体内からの汚れ:鼻水やヨダレ ※拭き取れば即座にキレイになる

清潔感とは、「一度、清潔にしたら、外的要因がなければ不清潔にならない」状態のこと。

私はそう考えます。

不清潔でも清潔感が漂う男性たち

「毎日歯を磨くし、風呂に入るぞ!!」という方、ごめんなさい。それだけでは清潔感には足りないです。 

毎日風呂に入っていても、酒焼けした顔にヤニがついた歯の持ち主には清潔感はない。翻って、たとえ泥だらけだとしても、清潔感にあふれる人もいる。

岡田将生さんや向井理さんなどの俳優。広末涼子さんや菅野美穂さん、朝ドラのヒロインたち。彼らがどんなに汗まみれ、泥まみれでも、清潔感は消え失せない。

肌艶、着ている服、雰囲気、心根。清潔感はそこから滲み出る。

清潔感の根源は「見えない所」にある

一朝一夕では、肌艶や雰囲気を変える事は困難。心根はもっと難しい。すぐに変えれるのが服です。

清潔感のある服ってなんでしょう。清潔感のあるファッションって何だろう。

結論を申し上げます。清潔感のあるファッションなんて存在しない。清潔感はファッションではないのです。

清潔感のあるファッションなんて存在しない

ファッションとは、目に見えるもの。清潔感は見えない所に存在するのであれば、清潔感とファッションとは全く別物です。

清潔感がある服とは○色、こんなシルエット、なんてルールはない。白は清純なイメージ、青は爽やかなイメージなど、色ごとのイメージはありますが、あくまで色単体の話。

服装とは、着ている人+服で完成するもの。白い服を着れば清楚に見える人もいれば、貧相に見える人もいます。※貴方には、貴方にぴったりな清潔感の服装がある。翻って、清潔感のために必要なものは、どんな人にも同じです。
※貴方に似合う色がどんな色なのか?「パーソナルカラーの季節分け」の枠を越えて、診断しております。詳しくはHPを御覧ください

清潔感のために必要なもの

結局、清潔感を漂わせるためには「お手入れ」が必須。特に、見えない所までも手入れすることが大事。

あなたのワイシャツ、襟ぐりや袖が黄ばんでいませんか?服のお手入れ、してますか?
カシミアのセーター、毛玉が沢山ついていませんか?
歯は黄色く汚れてませんか?デンタルフロスを使って、歯間を磨いてますか?

いくら30万のワンピースや100万のスーツを着ても、お手入れしていなければ清潔感はない

おまけ:既婚男性が魅力的に見える理由

既婚男性の方が魅力的に見える。そういった声を時々耳にします。その理由はお手入れレベルの違いです。

もちろん、服・靴・自分の手入れをする男性も沢山いますが、妻が手入れしているケースは多い。ワイシャツの裏地のシミ抜き、コートのブラッシング。

もう令和だと言うのに、家事に対するステレオタイプは昭和が抜けない事を残念にも思います。けれど、事実は事実。

夫が妻の服を手入れするよりも、妻が夫の服を手入れしている家庭の方が圧倒的に多い。

これまで服の手入れに無頓着だった男性も、あれよあれよと服が綺麗になっていく。そしたら、以前よりもモテたり。

「どうしても既婚男性の方に惹かれちゃう」という女性に伝えたい。その男は、奥さんが手入れした服を着ているということを。

「結婚してからモテるようになった」と不貞をする男性に伝えたい。それは妻のおかげだと。


手入れはすればするほど、続ければ続けるほど、清潔感は増して行きます。清潔感を大事にしたいという方は、自分を、自分を支えてくれる服を、靴を、お手入れしてみてください。

ファッションよりも、そこが大切です。



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