愛するチャレンジ中 - 3 - 完結
私のその後ですが、
自分の怖さと徹底的に向き合って感じました。なくなるまで感じ尽くしました。
そして、その間ずっと『大丈夫』と言い続けました。自分をさすってあげてました。
自分の人生で、私がどんなに欲しくてももらえなかったもの、
それを自分自身で自分に与え続けました。
”間違う=攻撃される”という『ビリーフ』
と
”恐怖”という『感情』
と、
間違う自分も、恐れを感じることもダメ!!という”自己否定”、つまり、『関わり方』
『ビリーフ』や『関わり方』だけだったら、問題はそんなにややこしくないのです。
簡単に変えることができる。
『ビリーフ』は思い込みなので、行動して違う結果が出ることを確かめていけばいい。
『関わり方』はいわば思考、行動のクセなので、モーニングページ等でクセを把握した上で、アファメーションや使う言葉を変える、行動を変えて積み重ねることで新しいクセづけをすればいい。
ここに『感情』が絡むからやっかいなのです。
『感情』は理屈じゃないので、理論では変えられない。
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悲しみ、寂しさ、悔しさ、悲しみ、痛み、恐れ、憎しみ、惨めさ、屈辱感
ネガティブな感情があると、” 行動することが嫌 ” ” 行動することが怖い ” とそもそも動くことができなくなる。
そうすると、どこからも変化することができなくなるのです。
意識状態がスタックされてしまって、堂々巡りになります。
そこから動けなくなります。
そうすると問題解決できなくなるのですね。
しかもこう言ったネガティブな感情は感じたくないもの。
そして、今回の私のように自分が振り回されてしまうほどの物は、とても強い感情になるので感じることを知らずに避けます。
感じるのしんどいからね。
痛いのやだもんね。
怖いのも、悲しいのも、苦しいのも、感じたくないもんね。
そして、日本人は感情を感じることに否定的なところがあります。
特に男性は『泣くな』『強くあれ』と育てられるから尚更。
女性も『女はすぐ感情的になる』と言われることもあります。
『感情を感じること自体がダメなこと』という認識が強くあります。
特にネガティブな感情。
だから、感情を感じきった経験をしている人が本当に少ないのです。
向き合ったことがないから、感情をどう扱ったらいいか知らない人が多い。
だからこそ、感じないように抑圧したり、避けたりするしかないから、どんどんと心の押し入れに溜まっていく。
そしてそれが思わぬところで自分の足を引っ張るのです。
頭ではこうした方がいいとわかってるのに、できない。
それは、何がしかのマイナスの感情が心にあるから、動けないということなのです。
今回、感じきることで怖さを消化し自分自身を満たし、安心させたことで、友人が言ってくれた、自分でもわかっていたけれど納得できていなかった
『みんなどんな状況であれ、苦しんでいるんだよ』というのが、すっと自分の中に入ってきました。(元々この感覚はあります。けれど、感情的にこじれてると「そうは言ってもこれだけは例外!!」って事柄が出てくるのですね)
⇨『感情』を感じきった
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”間違う=攻撃される”というビリーフが出来た時の恐怖を「今」感じていたがゆえに、今回のことも『間違ったら攻撃される!』という風にしか見れなかったのですが、そもそもの恐れがなくなったので、そのビリーフを自分の中で崩すことができました。(今の私は当時の私と違って、大人になり、成長し、たくさんの経験があるのでこのビリーフが間違っていることは考えなくてもわかります)
⇨『ビリーフ』を変化させた(今回は頭では理解していたので自然と変化しました)
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そして、自分が自分にダメ出ししていることを受け入れました。
そのまんまの自分を認め、「それでいいよ」と受け入れました。
「そうやっちゃうことあるよね」「怖がってもいいよ」
「間違うこともあるよ」
その上で『大丈夫』と自分を撫でながら落ち着くまで言いつづけました。
⇨『扱い方』を変えた。
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『ビリーフ』を書き換え、『感情』を消化し、『扱い方』を変えたことで、
間違っても攻撃されるとは限らない
だから、間違ったって大丈夫
そもそも、間違うものだし、それでいい
間違うのが普通、だって人間だから
というのがすとんと自分の中に落ちました。
そうなったので、その問題の人のことが全く気にならなくなりました。
自分の中の恐怖がなくなり、”安心感”で心が満たされた時、事の発端となった出来事や、人に対しての怒りがなくなりました。
怖くない。そして間違ったっていいと思えていて、自分の心の中は安定していて、愛に満ちて穏やか。しかも、一瞬でそう変化する。
そうなると
自分のコントロールできる範囲を超えたものは
自分の問題ではなく相手側の問題だと認知が変わります。
さっきまでは気になって気になって、嫌で嫌で仕方なかったのに、その人は全く変わってないのに、『そんなこともあるよね〜』と思えるようになりました。
状況は変わらなくても、問題が問題ではなくなったのです。
『なんとかなる』『まあいっか』と思えるようになりました。
これが、意識状態が変わったということです。
アインシュタイン の有名な言葉がありますね。
どんな問題も、それを作り出したときの意識レベルのままでは解決できない。
The problems that exist in the world today cannot be solved by the level of thinking that created them.
-Albert Einstein
これは、こういうことなのです。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ここまでくると、エネルギーが変わります。
状況は変わってないくせに、
安心して、どっちでもいいよねって思えていて、
そもそも全く気にならなくなってるのですから、
完全にエネルギーが軽やかに、柔らかく、あたたかくなります。
コントロールや攻撃性は皆無になります。
リラックスして、オープンで、ナチュラルになります。
実際に、周りの対応が空気感が、一瞬で変わりました。
こちらが投げたボールと同じものが返ってくるので、
相手から返ってくるものも、柔らかくなり、あたたかくなり、
リラックスして、オープンになり、ナチュラルな空気感になりました。
こうやって、状況は変わらねど、
自分の中ではもう問題ではなくなっています。
この人たちはちょっとキライだ(私は滅多に人をきらいにらないのですが、久々に公言するレベルで人をヤダと思ったのですが笑)
と思ってたのも
3ヶ月にしておわりました。笑
というよりも、存在自体が気にならなくなりました。
みんな、一生懸命に生きてるな〜。自分も含めて♪
応援したいな〜♪
そんな感じです。笑(おじいちゃんか)
キライじゃなくなるどころか愛。笑
なので、
3日にして、心は穏やかになったのでした♪
全部、自分の中にあります。
そして全てはエネルギーであり、ステイトなのです。
〈参考〉
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