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”ない” が ”ある”になった瞬間 〜状況が変わらなくても、現実が変わる〜

の続きです。


朝の友人とのやりとりで

『”ちゃんとできない自分”がいて、

”こんな自分じゃダメだ”と思っていて、

それを感じさせる出来事が起こったので

ものすごい痛みがわき起こってきていた』

ことがわかったので(正体が見えた)

のでほっとした。

というのが前回の状況でした。


そしてその後はどうしたかというと

その痛みを感じたまま1日を過ごしました。

そのままの自分と繋がり続けました。

感情を、痛みを感じるままにしました。


そして、夜、

もう一人の友人が聞いてくれる事になり

さらにもう一段も二段も深く自分の中に入っていきました。


朝の時点で正体がわかり

感情も痛みも色濃く出るようになったので

それを感じ続けた

感じ続けていくと、

もっと本質的な部分へと潜っていきます、

それ感情は色や形を変えていきます。


最初の方では感じられなかったもっと深いところにアプローチできるようになっていきます。

なので夜にもう一人の友人が聞いてくれるようになった頃には

もっと自分の中での核心に触れられるようになっていました。

その最終的に出てきたのは

”ひとりぼっち”

”誰も助けてくれない”

”こんな私だから愛されない”

という方程式(ビリーフ)でした。


私は、子供の頃まさにこの三つを味わっていました。

どこにも居場所がない。

居場所がないどころかどこに行っても攻撃される

そしてそんな私を守ってくれる人は一人もいなかった。

本当に本当に辛かった。

なのでその時の自分には手に負えなかった。

心の押入れに入れっぱなしにしていた感情が、

今ふとした拍子に出てきたのです。


そして、その時代苦しさと絶望の中で

”守ってほしい”という願い

そして、

”安心したい”という願いを

諦めました。

望むことをやめました。

どうせ叶わないからです。

当時願っても願っても、得られなかったからです。

願って得られないのは辛すぎる

だから、捨てました。

「要らない」と平気なふりをしました。

でもそれは、本当は欲しかったもの。

自分の意思で捨てたのではなく、諦めたのです。


一度捨ててしまった願い、

諦めてしまった願いを再度持つというのは、簡単なことではありません。

なぜなら、それをもう一度持つということは

あの時の痛みを感じるかもしれない可能性があるということ。

『もう2度とこんな思いはしたくない』

そう思ったからこそ、そう願うことを諦めたのです。


でも、願わなければ、

もっというと自分が本当はそう願っているということを認識しなければ

それを手に入れることはできません。

願ったものしか、

欲しがることを自分に許可したものしか手に入らないからです。


友人に話す中で

”ひとりぼっち”

”誰も助けてくれない”

”こんな私だから愛されない”

そう思っていることを打ち明け、

そして、その痛みを感じ続けました。

そして、

”守ってほしい”

”安心したい”

”もう一人で頑張りたくない”

ということを伝えました。


その人にどうにかしてほしいということではなく、

『自分は本当は

”守ってほしい”

”安心したい”

”もう一人で頑張りたくない”んだ

そんな願いを持っている』

ということを伝えました。


もちろんそれを口にするのは勇気がいりました。

めちゃくちゃ怖かったです。

さっきも書きましたが、また失望するかもしれないから。

でも、その願いを持つことを許可しました。

自分を幸せにしたいからです。

つまり、

”成長している自分”

”幸せになれる自分”

”幸せになる未来”

を信頼しました。


そして、どうして許可できたかというと

痛みを感じ尽くしたからです。

感情は感じ尽くしたら無くなります。

ずっと感情と繋がり続け、感じ続けたからです。

心の中から足を引っ張る痛みがどんどん流れ出していき、

心に余裕ができ、

新しい考え方や希望が入る余地ができたからです。


そうして友人に話し終えた頃には

痛みはもうなくなっており、

安心感を感じていました。


そして、ついさっきまで孤独感に苛まれていたのに、

友人たちがこうして守ってくれている事実

そして、孤独を感じていた幼少期ですら

その渦中に守ってくれる人がいたことに気づけました。


感情を感じることによって心のお掃除(クリアリング)ができたことで

余裕や余白が生まれ、

痛みの中にいると見えなかったものが見えるようになる。

気づけるようになる。

新しい視点が入ってこれるようになるのです。


そうやって、

”欲しいけど手に入らない”と思っていたビリーフが

”もう手に入っていたんだ”という風に逆転しました。

”ない” が ”ある” ”あった” になった瞬間です。


”ある”となったら話は早く、

脳の検索窓には”ある”という前提が入るので、

あとは自動的に”ある”事実だけが検索されます。

そうなると状況は何も変わってないのに

問題が解決するのです。


そうすると、完全にステイトが変わります。

それまで”孤独”だったのに”安心感”を感じるようになります。

自分の心に合わせて現実が作られます。

(現実が心を作るのではありません)


自分が発するエネルギーが”安心感”になるので

そのエネルギーをもとに作られる現実も

”安心”な世界になっていくのです。


長くなったので、今日はここまでです^^






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