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ドローン探知システム「Drone ID Tracker 0.1」試験運用開始
こんにちは!ファーロスターnote編集部です。
8月29日(火)、弊社が開発したドローン探知システム「Drone ID Tracker 0.1」の試験運用を開始しましたので報告します。
ドローン探知システムって?
世の中にはたくさんのドローンが飛行していますね。私もたまに飛んでいるのを見かけることがありますが、みなさんはそのドローンが何なのか気になりませんか?
今回試験運用を開始したシステムは、このようなドローンを探知するものです。
どんなドローンでも探知できるの?
航空法で2022年6月20日以降、機体重量100g以上の無人航空機(ドローン)には「リモートID機能」を備えることが義務付けられました。
このリモートIDを搭載している機体は全て探知することができますよ。
リモートIDって?
リモートIDとは、機体固有の識別情報を電波で発信することにより、離れた場所からでも「飛行しているのはどんな機体か?」を認識できるようにする機能のことです。
いわば電波で伝えるドローンの「ナンバープレート」のような役割のものですね。
未登録の機体や不審な飛行を識別・特定できるようにして空の安全を確保する目的で導入された制度です。
リモートID機能を備えていない場合の罰則はあるの?
はい、あります。
リモートID機能の実装は航空法に定められた義務です。対象となる機体重量100g以上の全てのドローンは登録番号を表示しなければ、飛行させてはならないこととなっています。
未実装にもかかわらず飛行させるのは、ナンバープレートをつけていない車を運転するのと同様に法律に違反する行為であり、50万円以下の罰金が科せられことがあります。
どんな場面で活躍するの?
ドローンを飛行させる時
ドローンを見失ってもシステムが航跡を記録しているので安心です。
セキュリティが高い場所
空港、都市部、機密の高い施設などセキュリティ対策が必要な場所に配置することでドローンを早期に検知し適切に内応することが可能となります。
プライベート施設
プライベートな環境を覗かれたくはありませんよね。マンション、プライベート施設、温泉などにおいてドローンが接近していることがわかると対応も早くできるでしょう。
試験運用の状況はわかるの?
はい、FaroStarVisionのアプリで確認することができます。
設置しているセンサーは限られているので、一部の地域でのみ確認することができますよ。
FaroStarVisionアプリはこちらから無料でご利用いただけます。
ドローンを見つけられたらラッキーかも♪
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ドローンのプライバシーは大丈夫?
Drone ID Trackerは、個人情報の保護とプライバシー尊重に配慮した設計です。必要な情報のみを収集し活用します。
一般の利用者はドローンから個人を特定することはできない仕組みになっています。
今後は?
試験運用と同時に製品化に向けた最終調整を行っています。
9月末にはお客様を選定して運用を開始したいと思います。
もちろん、個人の方の利用も可能なので興味のある方は弊社HPからお問い合わせくださいね。
お問い合わせ
Drone ID Trackerは、「ぶつかれない世界」を実現するための一歩となります。みなさまのご意見、ご感想をお待ちしています。