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「空飛ぶ船」現る
海に囲まれた日本では、例えば空飛ぶクルマの海上版「空飛ぶ船」も、長距離輸送改革や離島住民の利便性向上などに資する可能性があります。
空飛ぶ船は、海面ぎりぎりの高さを時速100キロ以上で飛び、空飛ぶクルマより運航効率が高いとされますが、通常の船と混在すると速度差が大きく衝突の危険が生じます。
FaroStarの衝突回避技術は、空飛ぶ船にも対応させることが可能で、熊本高等専門学校とともに、自動管制システムを活用したパイロット不要の空飛ぶ船の共同研究を行っています。2023年2月には、試験機の初フライトを行い、一定の成果を確認しました。引き続き安定飛行に向けた改良に取り組む計画です。
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FaroStarが研究中の空飛ぶ船は、トラックなど陸上交通の代替となり得ることなどから、自動車関連企業などから注目を得ています。将来的には委託生産の方法で船を展開する可能性もあります。