「いわきまで来たのに、東京の続きみたい」
2017年11月1日「いわき潮目文化共創都市づくり」のプログラムの一環として上記の「廿三夜講復活プロジェクト① 潮目になる宿の作り方」と言うトークイベントが組まれ、
で初めてお話させて頂き、
で突然鳥取にお邪魔して初めてお会いした蛇谷さんが、いわきに来て下さり私のお店「La Stanza」でトークイベントが開かれた訳ですが、こんな風に振り返って書いていると、全てとんとん拍子に進んでいたみたいですが、私自身は当時不安や悩み、混乱の最中で、整理がつかない状況のままで、どちらに進んでいるのか、って言うか進んでいいのかも分からないまま、ただ、情報だけはとにかくどんどん吸収しようともがいていた時期でした。
前日にいわき入りした蛇谷さんと二人で、街なかを歩いて案内し、ご飯食べたりしつつ、かなり長い時間話し続けました。飛行機で鳥取から東京入りし、常磐線でいわき駅に来た蛇谷さんに「いわきの第一印象は?」と聞いた時の言葉がタイトルの言葉で「東京みたいね」でした。東京みたいに都会で賑わっている、と言う意味では当然なく、駅を降りて見える景色が、看板やら店舗が東京と同じチェーン店のものばかり目立つ、と言う意味です。正直どんな地方の街もそんなものだろうと思っていたのですが、鳥取に行って違うのが分かりました。やっぱり「いわきにしかない場所を作らないと」と感じずにはいられませんでした。
「こんなに早くいわきに来てくれると思いませんでした」と言うと「思ったより早く鳥取来てくれたから」と言われました。一通り歩いて、今のFAROがあるビルの3階にあるLa Stanzaに案内し、定休日なのでのんびりお話していると窓から街を見下ろし「子供のころからずっとここから見てたんだー。北林さんが「どうにかしないと、やらないと」って言ってた意味が来てみて分かった。ここに生まれてたら辛いよね」と言われたのを覚えています。
次の日は昼間合流した岸井さんたちと沿岸を中心に軽く回り、夜はトークイベント。初めてお寺を出てLa Stanzaで行われた廿三夜講復活プロジェクトには、予想以上にたくさんの方が参加して下さいました。鳥取駅で購入したあご出しと小名浜(いわき)の秋刀魚、内郷(いわき)の味噌でつみれ汁を作り、お土産で頂いた鳥取のお酒を楽しみながらあっという間の2時間でした。
前回ご紹介したイラスト
をこの時初めてお披露目し、大いに盛り上がったのを覚えています。
プロジェストがみんなのものになっていくのを感じた一日でした。