いま牧場で働くことの必然
ー牧場事業 三澤周平さん編
学生時代は画像技術を学んでいた三澤周平さん。エンジニア志向だった三澤さんが、いまはファームのートデーリィプラットフォームで酪農に携わり汗を流しています。三澤さんはFDPでの取り組みは自分のキャリアで必要なことだと考えます。背景には、自分自身で考えたキャリアプランがありました。4つの質問で迫ります。
※入社当時のリンク
https://www.wantedly.com/companies/farmnote/post_articles/346909
①入社時にどのようなことを描いていましたか。
三澤:学生時代は研究に没頭していました。入社1年前からインターンをしていたのですが、夕礼で小林さんがした「幸せ」とはという話が印象に残っています。社会に出ると無機質なのかと思っていたのでハッとした記憶があります。仕事とプライベートは分けて考えるものだと思っていましたが、ファームノートだと一緒に考えられるのではないか。会社にいながらにして、自己の成長としてキャリアを考えたり、幸せも考えたりできる。入社前、牛のことは全く知りませんでした。牛乳パックに描かれているような放牧で育てているのかと思っていたくらいです。それでも小林さんの話で決めました。
②それは実現できましたか。違ったことは何でしたか。
いま牧場で働いているのもその一環です。インターンを始めた時に初日に「牧場で働いておいで」と言われ4日間働きました。この体験ですべて印象が変わりました。肉体労働でしんどかったですが、僕にできることがたくさんありました。眼の前に課題がたくさんあり、生産者からも「こんなことに困ってるんだ」とアイデアもたくさんもらえました。その多くはファームノートの技術で解決できるのです。生産者の方から自分の仕事の意義を教えられました。
③当時の自分へ言いたいことを教えてください。
実現するためのいまがあると言いたいです。ファームノートで働く以上、どのようなポジションにいても現場のことを知らないといけません。長い目でみると必要なステップです。現場である生産とシステム開発の理解が欠かせません。どちらかが強くてもゼロになります。
入社当初は焦っていました。FDPに配属されて、ほかの人たちとの違いがあり、早く成長しなければという一心でした。ただ、自分が研究していたことは手段でしかありません。固執するほうが危ないなと考えられるようになったのです。IT×農業の掛け算を楽しんでいます。
④これからやりたいこと教えてください。
エンジニアリングを武器にして、生産者に提案できるようになりたいです。生産現場のことを熟知したうえで、次のステップは開発部門に身を置きたい。生産現場の困りごとを橋渡し役として伝える役割がしたいです。
生産現場でできることはたくさんあります。パッとプロトタイプを作ってしまえば解決できることも少なくありません。FDPの経験豊富な皆さんには逆立ちしても勝てません。でも、「生産×開発」という掛け算なら勝てるかもしれない。事業を通じて個人の成長にコミットすることがこの会社の良さです。ファームノートは自分の考えたことを支援してくれると思えるので、チャレンジしやすいです。