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もみ殻くん炭づくり(2024年)
毎年秋になったら大量に手に入るもみ殻を使ってくん炭をつくっています。
ただ、今までのやり方だと広い場所でもみ殻を扱う必要があり、やりにくさを感じていました。そこで、他に方法がないか調べてみたところ、ドラム缶を使ってつくっている動画を発見したので、それにならってやってみることにしました。
もみ殻は、いつもヤギの食べる青草を集めるために使っている230リットルのガーデンバッグに一杯分用意しました。
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くん炭は下記のリンク先のものを2021年に購入して、使い続けています。
ドラム缶はメルカリで検索して、上部が空いているもので引き取りに行くことができる方とやりとりして入手しました。
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方法は簡単。くん炭器の下側に新聞紙や広告、ダンボールなどを詰めてドラム缶の中に入れます。それからもみ殻をくん炭器の周囲にもみ殻を入れていきます。
バーナーでくん炭器の中に入れた紙類に火をつけて、上部の煙突を設置。ドラム缶の上までもみ殻を入れます。
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ここまでできたら、あとはそんなにやることはありません。くん炭を大量につくる人の動画では、こんなドラム缶を数個並べてやっていました。うちはこれ1個あれば十分かなと思います。足りなければ、野良仕事の間にまた同じようにつくるという感じになるでしょうか。
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作業は1日仕事になるので、朝始めて野良仕事や休憩などをはさみながら様子をみることになります。しばらくすると、くん炭器に触れているもみ殻から炭に変わっていきます。そのままにしておくと炭から灰に変わってしまうので、定期的にもみ殻をかき混ぜて全体が炭になるようにしていきます。かき混ぜるとき、防獣フェンスを立てるために使う金属杭を使いました。こちらは、熱さに耐えられるものであれば他の物でも大丈夫だと思います。
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炭化が進んでいくとどんどん「かさ」が減っていきます。230リットルのガーデンバッグに用意したもみ殻が、少し余っていたので「かさ」が減るごとに追加でドラム缶に入れてすべて使いました。
「かさ」が減ってきて、くん炭器の煙突部の下あたりまできたとき、かき混ぜてみるとまだ炭化していないもみ殻が残ってはいるものの、これ以上このままにしておくと、多くが灰に変わりそうだったので、煙突を抜いて炭化を終えました。ホームセンターで売っているような、すべてきれいに炭化しているくん炭をつくるのは結構大変そうです。
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煙突を抜いたら消火します。今まではホースで大量の水をかけて消火していましたが、このドラム缶式だと上部にフタをしておけばよいみたいです。ドラム缶自体のフタがあればそれを使えばよいと思います。ぼくがメルカリで購入したドラム缶はフタはついていなかったので、家にあったコンパネでフタをしました。
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一晩フタをしておくと、くすぶりは収まっていました。
後は、トロ舟などに出して、くん炭器の下側と中に入れていた紙類の燃えカスを除けば完成です。
ドラム缶を使うと、とても簡単につくることができました。
これからもこの方法でつくっていきたいと思います。