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一緒に種をまこう会~タマネギ編~

9月15日(日)9:00から1時間程度で、一緒に種をまこう会を開催しました。
今回はタマネギ編。


参加人数

ぼくをふくめて5名(見学で来てくださった方に、ぼくの家の分をつくっていただきました)。
こういった集まりは初めて開催します。
なので、ほどよい参加人数でよいなと思いました。

参加費

使う種や培養土などの金額をきっちり分けて徴収するというのはなかなか難しいので、今回は、1人¥200ずついただきました。

収入
¥600

支出
新タマネギ【ジェットボール】¥550
晩生タマネギ【ノンクーラー】¥495
種まき培土¥1,280
288穴プラグトレイ4枚¥552
計¥2,877

収支 -¥2,277

会の準備

タマネギの2品種の種

・早生(わせ)…3~4月に収穫する新タマネギ【ジェットボール】
・晩生(おくて)…6月に収穫する長期保存できるタマネギ【ノンクーラー】

2024年9月9日に届きました。

うちの「のんびり農園」で、2022年から育てているもの2品種の新しい種を購入して使います。

2022年は、ほとんど収穫できなかったと思います。
2023年は、うまくいくかと思いきや、「べと病」になって枯れてしまいました。うちだけでなく、近所の菜園も軒並みやられてしまっていました。
2024年に、ようやく新タマネギ【ジェットボール】がうまく収穫できました。ぼくは野菜づくり5年目。まだまだ初心者なので、早く育つ早生の方がうまくいく確率が上がるようです。晩生タマネギ【ノンクーラー】は形がいびつだったり、小さかったりするなど、まだ「成功!」とはいえない状況でした。

さて、2025年に収穫するタマネギは、うまくいくでしょうか。

2023年の新タマネギ【ジェットボール】
2023年の晩生タマネギ【ノンクーラー】

タマネギは自家採種をしていないのか?

タマネギは、自家採種するのにちょっとぼくにはハードルが高いなと感じているので、2021年に買った種を、2021年、2022年、2023年と使ってきました。
個人で種を買うと余らせてしまうことが多く、長期保存できない種になると廃棄することになったりしてもったいないので、今回のように、つながりのできた方々と一緒に種まきを楽しむことができればいいかもと思っています。

種の購入は、固定種販売で有名な野口種苗のサイトから。

種まき用の培養土

培養土はいろんなものがあるので、好みにあったものを使うのがよいと思います。
ぼくは、種まきから野菜づくりを始めたころは、タキイの種まき培養土を使っていました。
ですが、どこまでお金をかけて野菜づくりしていくかというところで悩んだ結果、ここ2年くらいは家から近いコメリで販売している種まき培養土を使うようになりました。

¥1,280

288穴のプラグトレイ1人1枚

ぼくは最初、「セルトレイ」という呼び名で覚えていましたが、これは商標登録されているみたいで、一般的にはプラグトレイというそうです。

のんびり農園では、いつも使っている128穴のプラグトレイで種まきをしていました。
128穴プラグトレイ1枚で、幅1×長さ6mの畝に植え付けたら少し苗が足りないかな、くらいです。
それで、晩生タマネギを128穴1枚まいて、早生タマネギを128穴プラグトレイを半分に切ったものにまいて、育苗し、植え付けしていました。

今回は、288穴のプラグトレイを新しく購入し、半分のところにテープで印をつけておいて、早生と晩生を144粒ずつまいて、その1枚をそれぞれおうちに持って帰るということにしました。
西村ジョイで4枚¥552。

育苗トレイ1人2枚

プラグトレイは育苗トレイに置いて持ち運んだりします。
育苗トレイの存在を知らなかった頃は、せっかく丁寧に種をまいたのに運んでいるときにプラグトレイがグニャッと折れてこぼしてしまって悲しい思いをしていました。

育苗トレイはもう1枚、種をまいたプラグトレイにかぶせてフタのように使うので、1人2枚用意します。

トロ舟2個

トロ舟の中で、プラグトレイに培養土を入れる作業をします。
1個あれば十分ですが、うちには2個あるのでどっちも持って行って、時間短縮を考えます。

ジョウロ

のんびり農園で使っているジョウロ。
プラグトレイを使っての種まき・育苗の水やりは、ジョウロやホースシャワーを使って上からかけるか、トロ舟などに水を張って土を入れたプラグトレイを入れて底面から吸水させるか、です。

今回は時間の区切りがあるので、ジョウロで上から水やりをします。

水については、ぼくはほとんど気にせずに水道水を使っています。
雨水がバケツに溜まっていたりする場合は使うこともあります。
用意できるもので大丈夫かなと思います。

コンテナ1人1.5個

コンテナは、収穫以外にもいろいろな用途で使えるので便利です。
今回は、イスと机にみたてて、タマネギの種を1粒ずつ、プラグトレイの穴にまく作業を行います。

種まきに使う道具(牛乳パックと割りばし)1人1セット

種をプラグトレイに1穴1粒ずつまいていくときに使います。
種を指でつまんでまくのは結構大変なので、こういった道具をつくって使うこと作業のハードルを低くできればと思います。

覆土の厚さを整える板

これは竹をまっすぐ割ったものなど、家で用意できるものでよいです。
種をまいた後のくぼみに上から土をかけて、この板で覆土が均一になるようにならします。

参加者の方に用意してもらうもの

種まきをしたプラグトレイを持ち帰るときに、下に敷くビニールシートや新聞紙など

土や水がついてしまう可能性があるので、用意してもらうことにしています。
が、一応、下に敷くビニール(培養土が入っていた袋)を人数分準備しておくことにします。

前日リハーサル(2024年9月14日)

当日、1時間でちょうど完成させることができるように、ぼくの分をつくって説明などを確認しようと思っていました。
が、できなかったので、当日、参加する皆さんと一緒に種まきすることにしました。

運のいいことに、見学に来てくださった方がいたので、説明に専念できてとてもありがたかったです。

当日の様子(2024年9月15日)

朝ちゃんと起きれるか不安だったものの、きちんと起きることができました。
すべての道具を忘れないように車に積み込んで出発。
雨が降ってなくてよかったです。

忘れ物なしです。

詳しい種まき手順は省きます。
種まき作業1番の醍醐味は、プラグトレイに1粒ずつ丁寧に種をまいていくことだと思います。
初めての頃は、人によって向き不向き、合う合わないがあるんじゃないかと思っていました。
今は、それらよりも、何度も種まきを経験することだなと感じています。

皆さん一生懸命取り組んでくださいました。よくできました。

種をまいて覆土したプラグトレイの上から、もう1つ育苗トレイをフタのようにしてかぶせて完成です。
日陰で3日間ほどこのままにしておいて、発芽させます。
3日後、フタをあけて発芽しているか確認して、出ていればフタをあけて直射日光が当たらない日なたで管理していきます。

それぞれのタマネギ、うまく発芽するでしょうか。

発芽後は、乾燥したら水やりをして育苗していきます。

以降の栽培方法については、グループLINEで皆さんにお知らせしていく予定です。
のんびり農園でのタマネギづくりはこちらにまとめています。

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