【ブックレビュー】「DIE WITH ZERO」で学ぶ経済的自由：貯めるだけじゃない生き方
DIE WITH ZERO - ビル・パーキンス
ビル・パーキンス著の「DIE WITH ZERO」のレビューをお届けします
この本は、経済的自由を目指す私たちにとって非常に示唆に富んだ内容となっています
以下、いくつかの観点からこの本を紹介し、私の個人的な思いも交えながら、皆さんに問いかけたいと思います
本の概要
「DIE WITH ZERO」は、ビル・パーキンスが著したもので、お金を貯めることよりも、経験と思い出を大切にすることの重要性を説いています
本書の主なメッセージは、
「今しかできないことにお金を使う」ことの大切さです
人生を豊かにするための具体的なアドバイスが多く盛り込まれています
主な内容
資産・投資とは
資産とは金融資産だけでなく、各自が持っている経験も資産となります。つまり投資とは、金融資産を増やすことだけが投資ではなく、新たな経験を得るためにお金を使うことも投資であると言っています
お金と時間
誰がも金融資産の量ばかりに注目してしまいがちですが、大事なのはお金だけではありません
時間は全員に平等に割り当てられた資産です。世の中にはお金持ちはいますが、時間持ちはいません
お金持ちの人ほど、時間をお金で買っています。時間こそが最も貴重な資源とも言えます
経験の価値
経験が人生の価値を決定するという考え方を紹介し、経験を通じて得られる「思い出の配当」が人生を豊かにする鍵であると説明しています
お金を使うタイミング
お金を使う最適なタイミングについて論じ、若いうちに経験を積むことの重要性を強調しています
タイムバケット
「タイムバケット」という計画表を提案し、特定の年齢までに達成したい目標をリストアップする方法を紹介しています
ゼロで死ぬ
人生の終わりに向けてお金を使い切ることの重要性を説明し、これが人生を最大限に生きるための鍵であると述べています
私の感想と問いかけ
この本を読み、私は自分の考えを整理する良いきっかけになりました
私はお金がなくなることを恐れるあまり、使うことを控え、貯めることに集中する傾向があります
経済的自由になるためには、貯めなければならないと強く思うすぎていたためです
しかし、本当に大切なのは、貯めることそのものではなく、貯めたお金をどう使うかだということを頭ではわかっていながらもなかなか説明できていませんでした
おすすめポイント
この本はその理由を分かりやすく、例を使って記載しています
経済的自由とは何か？
貯めることが目的ではなく、お金の不安がない状態で充実した人生を送ることが目的ではないでしょうか？貯めることと使うことのバランス
経済的自由を手に入れた後も、お金を使うことの重要性をどのように捉えていますか？経験の価値
あなたは、どのような経験にお金を使いたいと思っていますか？
新しい視点
お金を貯めることよりも、使うことの価値を再認識できます実践的なアドバイス
具体的な方法や計画を立てる手助けとなる「タイムバケット」など、実践的なアドバイスが記載されています問いかけるメッセージ
本書は私たちに、経済的自由の意味（貯めることは手段であり、目的ではないこと）をあらためて考えさせてくれます
もし、お金を貯めることばかりに注目してしまっていたり、使うことを忘れがちだったり、どのように使うべきか悩んでいる方は、ぜひ一度
「DIE WITH ZERO」を手に取ってみてください
経済的自由を手に入れ、幸せに生きる方法のヒントがこの本にはあります
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？