見出し画像

病院とクリニックの違い、知っていますか?かかりつけ医の重要性も解説!

日頃から「病院」という言葉をよく耳にされますよね。
しかし、実はこの「病院」という言葉には明確な定義があります。

日常会話では「病院に行く」と気軽に口にしますが、医療機関にはさまざまな種類があり、それぞれ役割が異なります。今回は、「病院」「クリニック」「診療所」の定義や特徴、そして「かかりつけ医」の重要性について詳しく解説いたします。

医療法が定める「病院」の役割

日本の医療法では、20床以上の入院施設を持つ医療機関を「病院」と定義しています。一方、20床未満の入院施設や入院設備のない医療機関は「診療所」とされています。

つまり、入院治療が必要な患者には、病院が最適な医療機関といえるでしょう。高度な検査・治療設備を備え、専門医も多数在籍しているため、専門的な医療を受けられます。

ただし、病院は大規模な施設のため、緊急性の低い場合は待ち時間が長くなったり、費用面でも負担が大きくなる可能性があります。

「診療所」と「クリニック」の違い

「診療所」と「クリニック」には法的な違いはありません。どちらも20床未満の医療機関を指す言葉ですが、近年「クリニック」の呼称が増えてきています。

これは、特定の診療科目を強調したり、親しみやすいイメージを醸成したい医療機関が増えているためです。つまり、「クリニック」のほうが地域に密着した温かみのある印象を持ってもらえるのです。

「かかりつけ医」に相談するメリット

では、体調に異変を感じたら、まずどこに行けばよいでしょうか。

ここで注目したいのが「かかりつけ医」という考え方です。かかりつけ医とは、日頃から健康管理を担当し、地域に密着した存在の医師のことです。

かかりつけ医に相談すれば、まずは簡単な診察や処置を受けられます。さらに、精密検査や入院治療が必要かどうかの判断もしてくれるため、大きな病院に行く必要がない場合も多いのです。

このように、かかりつけ医を持つことで、無駄な通院をせずに適切な医療機関を選べるようになります。患者さん自身の負担も減り、病院の混雑緩和にもつながるメリットがあるのです。

医療機関の特徴を理解して賢く活用しましょう

「病院」「診療所」「クリニック」には、入院設備の有無や診療科目の違いがあり、それぞれ得意とする医療分野が異なることがわかりました。

次回、体調に異変を感じたら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。状況に応じて最適な医療機関を紹介してくれるはずです。

医療機関の特徴を理解し、賢く活用することで、効果的な治療が受けられるはずです。あなたの健康と幸せのために、ぜひ参考にしてください。

いいなと思ったら応援しよう!

TaK(保育士FPが実践する、我慢せず自分らしく生きる家計設計の専門家) |Farmacy Lab
応援は継続の力になります! ご協力をよろしくお願いいたします!