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確定拠出年金は退職金制度とセットで考えたほうが良い


経緯

確定拠出年金の勉強会をするので講師をして欲しいとの依頼を頂きました。
ありがたい。感謝です!!

そのニーズを聞いてみると、どうやらほとんどの方が、デフォルト商品のままになっているとのこと。
さらに言えば、確定拠出年金・iDeCo・NISAの言葉だけが独り歩きしていて、整理ができていないとこのことでした。

確定拠出年金は退職金の一部である制度

退職金の一部として、確定拠出年金が拠出される制度となっている場合、

退職金 = 確定拠出年金 + 一時金

このようになっているのですが、思いのほか、退職金=一時金と思っている方がおられ、そのあたりの誤解の訂正のためにも、退職金制度の説明も必要でした。

元本確保型であって元本保証型ではない

これも結構誤解されている言葉。
デフォルト商品のままになっている方が多かったので、元本確保型という言葉の意味も説明。元本確保型には定期預金と保険商品がありますが、定期預金は預金保険制度の対象となっていること、保険商品にはスイッチングなどの際に一定の手数料が差し引かれること、このあたりに対しても、理解度は人それぞれです。

iDeCoとNISAは異なる

サラリーマンで一定の金額が会社の拠出で確定拠出年金を行っている場合、iDeCoに拠出できる枠が残っていないケースは多くあります。
さらにはNISAと言葉がごっちゃになっているケースもあり、ここにも丁寧な説明が必要です。

・NISAは確定拠出年金をやっていてもできますか? 
・iDeCoは来年からやった方が良いですか?
など、キーワードが混在してしまっている質問もありました。

まずは言葉の整理から

言葉が独り歩きし、結果的に1つに結びつかず、何から手を付けたらよいのか、何について学んだら良いのかの整理ができていない聞きます。

しかし、このタイトルにもある通り、退職金など現在入っている制度を理解したうえの説明でなければ、お客様にとって最適なアドバイスはできません。

そういった意味で、制度も理解した説明に意味があるわけです。

確定拠出年金の説明会をお受けします

現在の制度をお伺いしたうえで、その制度に合う説明に調整してアドバイスします。

実施手法
 :オンライン or オフライン
実施形式
 :集合型 or 個別

実施規模、形式に合わせ、原則、実費費用のみで対応いたします。
ぜひ、コメント欄よりご連絡ください。

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