自分がやるという過剰な頑張りを捨てよう!人に頼って成果を出すコツとは?
【はじめに】「頑張りすぎ」こそが自分を追いつめる最大の要因
皆さんは、「自分がやらなきゃ」「自分で抱え込まなきゃ」と、日々頑張りすぎていませんか? 仕事や家庭、プライベートでも、「責任感が強い」「器用にこなせる」とまわりから思われてしまうと、どうしても「自分が動かなきゃダメだ」「人に頼るのは甘えだ」なんて考えが頭をよぎることがありますよね。私も“器用貧乏”と呼ばれるタイプで、つい色々なタスクを抱え込み、「自分でやらないと逆に面倒だから」とか「頼むより自分でやったほうが早いから」とやりがちでした。
でも、その「頑張る」という意識が強くなりすぎると、一周回って自分がどんどん苦しくなっていきます。気がつけば周りに誰もいないような気がして、孤独を感じてしまう…。実は「人に頼ること」は、決して恥ずかしいことでもマイナス評価でもありません。それどころか、「あれ、もしかして手伝えるかも?」と相手に思わせるチャンスだったり、自分の仕事の成果を高めるきっかけにもなったりするのです。
本記事では、「過剰な頑張りを捨てて、素直に人に頼ることは大切」というテーマについて掘り下げていきます。なぜ人は人に頼るのが苦手になってしまうのか、どうして自分で抱え込んでしまうのか、そして人に頼るときに大切にしたいマインドセットや実際のテクニックまで、具体的に解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。
第1章:責任感が強すぎると、人に頼れなくなる
1-1. 「自分がやらなくちゃ」という強迫観念
責任感が強いというのは素晴らしい長所です。周囲からも「頼りにされる人」「しっかりしている人」と好印象を持たれます。しかし、その一方で「自分がやるべき」「最後まで自分が面倒を見ないといけない」という強迫観念に苦しむ方も多いはず。実際には、チームや周りの人の力を借りたほうがスムーズに進む案件だとしても、つい一人でやろうと抱え込んでしまいます。
自分でなんとかしなくちゃ
失敗したら自分のせいにされるかも
周りに頼んでもいいのか分からない
こうした思考に陥ると、気づかぬうちに大きなストレスを感じ、仕事や生活に支障が出てしまいがちです。
1-2. 「頼れない」ことがストレスを増大させる
「自分で全部抱える」という状態は、長期的に見ると大きな負担になります。人に頼ることができないと、自分のミスを誰にも相談できず、常に緊張状態が続くからです。さらに、抱えきれない量の仕事を一人で処理しようとすると、どこかで抜け漏れが生じ、結局クオリティが下がってしまう可能性も。結果的に「自分の評価が下がる」「信頼されなくなる」という事態になりかねません。
実は、人に頼ることは決してマイナス評価ではなく、むしろ一緒に成果を出すためのプラス要素です。自分が全部やるのではなく、必要に応じて適切に周りの人に頼り、自分のできる範囲に集中することで、より高い成果を生むことができるのです。
第2章:歳をとるごとに人に頼れなくなる理由
2-1. 経験値が上がるがゆえの固定観念
年齢を重ねると、自然と職場の中で立場や責任が重くなります。「◯年働いている」「ベテランの域になってきた」と周りから期待されることも増えてきますよね。その結果、「若手に聞くなんて恥ずかしい」「こんなことも知らないと思われたらどうしよう」という意識が芽生え、さらに人に頼みにくくなってしまうのです。
人からどう思われるかを気にしすぎる
自分でやるのが当たり前になっている
若い頃よりプライドが高くなる(変なプライドを捨てられない)
こうした心のブロックが大きくなり、素直に「助けてほしい」「教えてほしい」と言えなくなってしまいます。
2-2. 「器用貧乏」な人ほど抱え込みやすい
私自身もそうなのですが、ある程度何でもそつなくこなせる“器用貧乏”タイプの人は、仕事を振り分けたり、周りに相談したりするより「自分でサッとやった方が早い」と考えがち。特に、キャリアを積むにつれ「もう要領も分かってきたし」と思うため、わざわざ人に頼むプロセスのほうが面倒に思えてしまうことがあります。
しかし、この「器用さ」に頼ってばかりいると、いつしか「頼り下手」になり、大きなプロジェクトや緊急対応の場面で限界を迎えてしまうリスクが高まります。何でもかんでも自分ひとりで動いてしまうのは決して効率的とは言えないと、まずは意識してみることが大切です。
第3章:質問することは恥ずかしくない! その固定観念を外そう
3-1. 「自分でやらないとマイナス査定になる」は本当?
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