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子どもはみんな遊びの天才

Stay Home。

子どもたちは遊びをつくりだす天才です。

卓球をはじめたと思えばなぜか服を脱ぎ始める。

ここまでくると、どうぞお好きに。

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得点係のなっちゃん、くるくる回転、るんるんステップ。

楽しいのが一番ですから、<服を着てね>なんてナンセンスなことは言わないつもりです。

そのあとはおはじき。ルールも自分たちで考えて、新しい遊び方をあみだしていく長男。

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こういう子どもたちの姿を見ていると、やっぱりゲームに出会うの時期はなるべく遅くしてあげたい、と思う。

「ゲームはやりますか?」という質問と時々いただきますが、我が家にゲームはありません。

長男が昨年のクリスマスにサンタさんへ書いた<ニンテンドースイッチください。寒いのにごくろさまです>の手紙。

こっそりと手紙をポストに置かれていたのは、親に知られると<うちにゲームはいりません>とサンタさんに言われることを恐れたからに違いない。

ちなみに<寒いのにごくろうさまです>は、優しく労えばゲームをもらえる確率が上がると思ったに違いない。


ゲームは悪、ではないと思う。

<少しだけ静かにしててくださいよ>という親の気持ちも分かる。

「みんなゲームがあっていいな」と独り言なのに親に聞こえるボリュームでつぶやく長男にはやっぱりちょっと不憫のような、申し訳ないような気持ちになるのも、正直ある。

でも、一度ゲームを与えてしまうと、それ以上の「楽しいこと」を提供し続けるのは至難の業のように思う。

我が家の子たちは幸い、山や川や畑がすぐ近くにあり、幼少期に一番大切だと私たちが考える「自然のなかでの遊び」ができている、と思う。

それを考慮しても、やっぱりまだゲームは怖い。そう、私はゲームが怖いのだ。


今まで夢中になって遊んだ虫捕りや魚獲りをしなくなるかもしれない。

今日みたいにおはじきひとつで幾つもの遊びを生み出すことをしなくなるかもしれない。

子どもを信じることはできていないのかな。

でも、やっぱり私たちは私たちの信念で、もうしばらくは自由な発想で遊ぶ環境を整えてあげたい。今のところはそんな思いです。



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