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かわいそうと思わないで。

私が中3のときに父が他界した。ずっと病気を患っていたので子供ながらもある程度覚悟はできていたと思う。
お葬式のときに、私に向けられたある言葉に私は腹を立てた。

「かわいそうに」

何故腹が立ったのか?


きっとその人は悪気があったわけではないと今になっては思うけど、
色んなショックの中で、何故その「かわいそう」という言葉だけに反応したのだろう。

私はきっと、
みじめだ
ふびんだ
と思われたことが許せなかったのだろう。

結果だけみれば、そうなのかもしれないけどそれまでの過程があるのだから、
決め付けられたことに腹を立てたのだと思う。

だから、私は「かわいそう」という言葉はなるべく使わないように、また思わないようにしていたい。

ママに向けた言葉がそうなっていないか?

私は仕事柄、子育てママと接する機会が多いのだけど、子育てに悩んでいるママと接している上で、気を付けないといけないなと思うことは、
ママは決して「かわいそう」ではない。

子供が
話さない
癇癪おこす
食べない

ママが
眠れない
休めない

悩んでいることは人それぞれある。
悩みとうまく付き合える人はいいけれど、
悩みを解消したくて、ついつい欲張ってしまうことは仕方ないことだと私は思う。
だって親なんだから。

心がけたいこと

悩みがある人に対して

上から目線で話していないか
決め付けで話していないか

自分自身に問いながら
寄り添う気持ちを忘れないように心がけたい。

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